
本記事は、エントロピーをソロでプレイする際のゴースト(オートマ)の難易度を調整し高難易度に挑めるハウスルールをいくつか紹介します。
標準難易度のゴーストを圧倒できるような腕に自身のある方は、激ムズの難易度にぜひ挑戦してみてください!
記事後半には、快適なプレイ方法やルールの間違いやすい部分等についても解説しています。参考にしていただけたら幸いです。
難易度の調整
以下の調整を加えることで、ソロプレイの難易度をさらに上げて難しくすることが出来ます。
【進行カードの調整】

以下の調整をすることで、ゴーストがより早くゲーム終了条件を達成することになります。
結果的にゲーム終了時までの時間が短くなるため、プレイヤーは少ない手番で効率の良いプレイを求められることになります。
・ゴースト用の進行カードはB面のみを使用。さらにSP10・SP14・SP18のカードを望むだけ取り除いてシャッフルする。
・上記に加えてデッキの上から1~3枚を取り除く(4枚以上取り除くことでさらに難易度が高まります)
・上記に加えて×2倍のカードを追加しシャッフルする。進行カードが尽きた場合は、再び×2倍のカードを加えてシャッフルする。
【最終得点時の倍率変更】

以下の調整をすることで、ゴーストが最終得点計算時に獲得する得点が高くなり、難易度がさらに高まります。
・ゴーストが目的トラックから獲得する勝利点の倍率を×6に変更する。
以降は望むだけの数値に変更することで難易度を∞に高め続けることが可能(×7…×8…)
【挑戦カードの増加】

以下の調整をすることで、プレイヤーに対する制限が追加されてさらに厳しくなります。
・挑戦カードと制限カードをランダムに望むだけ追加する。(中央は上図のように任務カード等で隠すと分かりやすい)
挑戦カードは通常プレイと同じく2枚以上達成することが必須の勝利条件となります。達成時は制限解除+最終得点計算時に通常通り計算(緑→5点 黄→10点 赤→15点)
【集中カードのランダム選択】

以下の調整をすることで、4種類の集中カードがランダムに選択され、より柔軟な対応を求められるゲームを楽しめるようになります。
・集中カードA~Dをそれぞれシャッフルし、3種類のコンソールに合わせたカード(恒星育成・惑星形成・生命創造)をランダムに引いてセットする。
ゲームを遊びやすくする工夫
ここでは、エントロピーを快適にプレイするおすすめの方法をいくつか紹介します。
【ボーナスとなるマス目の表記】

獲得した生息域タイルに対応したマスに目印となるポーン(カラーダイスやおはじきでも可)等を置くことで、「このマスには何らかのボーナスがあるんだな」と認識できて、生息域タイルの起動ボーナス処理を忘れずに実行することが出来ます。
ボーナスごとに合わせた色のポーンを置くことで、さらに分かりやすくなります。対人戦ではプレイヤーごとの専用ポーンなどを置くのもおすすめですね。
【手番時の行動処理手順】

自分の手番時には、以下の5ステップで行動すると処理を忘れずに実行できます。
①創意駒を回収&回収ボーナス
(恒星起動かエントロピー×1の獲得)
↓
②止まったマスの移動ボーナス
↓
③生息域タイルのボーナス
(止まったマスに該当する生息域タイルがあれば実行)
↓
④メインアクション
(内環マスなら、まず創意駒を先に配置する。集中カードが強化されているなら、そのボーナス獲得も忘れず実行する)
↓
⑤手番終了の処理
(任務・勝利条件・回収した創意駒を立てる)
【生息域タイルと生物カードの配置】

生息域タイルを惑星タイルの下に配置(上図参照)することで、横幅のスペースを少し節約することができます。
プレイした生物カードは少し重ねて置くことで、スペースを節約できます。
【任務カードの使用】

対人戦でのみ使用する任務カードをソロプレイでも使用することで、ゲームがよりエキサイティングになります。(ゲーム開始時、任務カードをランダムに2枚引く。どちらか一方が達成されたらボーナスを獲得。もう一枚は破棄する)
各ルールのエラッタ&詳細について

エントロピーのルールブックは分かりにくい説明やエラッタ等もあり、細かな処理に戸惑ったり、手順の間違い等を起こすこともよくあります。
全体を通して間違えやすいところについては、ゲームギャラリーの春99さんがブログにて詳しく説明されていますので、そちらを参考にするのがおすすめです。(初プレイからしばらくは、わたしもかなりルール詳細に悩まされまして…この記事があったおかげで本当に助かりました)
【エントロピーの間違いやすいところ】
https://www.thegamegallery.net/entry/2026/09/14/111917
この記事はソロプレイメインですが、わたしが個人的によく間違えていた部分や、誤って処理をしていた部分をいくつか紹介します。
【GPSのようなマークについて】

生物カードや惑星タイル等に記載されているGPS現在地のようなマークは、「その位置に該当する…」ということを示しています。(例:その位置に配置(または除去など)してください・その位置にある生命体を数えてくださいという意味)
なので、このマークが記載されてない場合は、その位置も含む他の惑星等が該当します。そこで配置などしてもよいです。
【創意コマの回収について】

通過した創意コマの回収は、ちょうど移動を終えたマスまでを回収できます(ルールブックP6は誤り)。前述したように、移動して止まったボーナスを獲得する前に、まず創意コマの回収&回収ボーナスを先に実行するのを癖付けておくと処理ミスがなくなります。
ワイルドの創意コマについては、1周目に通過したときはひっくり返して☆のマークにする。(つまりワイルド創意コマを回収できるのは2周目になります)
【初期の惑星タイルについて】

初期配置の惑星タイルからもらえる初期ボーナスについては、裏面に記載されている資源のみ。
表面に記載されている惑星効果は、のちの星屑捕獲で獲得できます(初期ボーナスではもらえません)
【惑星タイルの配置について】

惑星タイルを獲得する際は、恒星がなくても獲得できます。(上図。新たに星系タイルを獲得して配置する)
【アイコンのない惑星タイルについて】

惑星タイルの中にはアイコンが記載されていないものもある。
もちろん、その惑星からはアイコンを数えることが出来ません(だからコストが安いのです)
【各種生命体の上限について】

各惑星に配置できる生命体の上限については、以下です。
・生命体駒…1惑星につき各種5体まで
・生物カード…1惑星につき3枚まで
生命体駒の上限については、細菌・植物・動物ごとに5体まで。(すべての種類の合計ではない)もし配置ボーナス等で多く置ける状態でも、上限を超える数は配置できず無効になります
【生物カードの裏面について】

生物カードを裏返すと上部に生命体アイコンが記載されているが、このアイコンは一切の効果を持たず、生物カードの配置条件や目的タイル獲得には使用できません(この惑星にはこの種類の生物がいますよという意味)。
【生命体創造アクションの移動ボーナスについて】

生命体創造アクションの移動ボーナスについては、生物カードをプレイした場合に配置できる、その生命体駒の数を追加で増やします。
これはその生物カードに該当している生命体駒を示しているので、それ以外の他の種類の生物駒は置けません(上図の場合、プレイした生物カードの惑星に追加で植物駒を1体置きます。獲得する生命体駒が0になっている生物カードもありますが、そのためです)。
【恒星起動について】

恒星起動のマスでアクションを行う場合、自分の保有している恒星をいくつでも選び、一斉に起動することができます。(起動は各恒星につき1回)
創世機ゲージに記載されている下部の数値の数は、「割引で恒星を起動できる数」を示しており、「恒星を最大でいくつ起動できるか」という意味ではありません。(もちろんエントロピーの資源がない場合、起動できません)
【創世機ゲージについて】

恒星起動のマスでアクションを行う場合、創世機ゲージ上の自分のマーカーの位置に合わせた割引と、最大いくつまでの恒星を割引できるかが決まります(上図の場合、割引-1で起動できる恒星は最大2つまで。もし3つ目以上の恒星を起動するなら、それらは割引無しで起動することができます)
もし割引の数値が恒星の起動数値を上回っている場合は、それらをすべて無料で起動できます。ただし創世記ゲージの割引は恒星起動アクションのみで、創意コマ回収の際やプレイした生物カードの効果等で割引を受けることはできません。
【生命体の進化について】

原子スープアクションの移動ボーナスや惑星のボーナス等にある生命体の進化については、同じ生命体駒を連続で進化させることも可能(例:上図の場合は2回連続で進化できるので、配置されている細菌1体を植物に進化→植物を動物に進化できる)
もし進化が指定の生命体になっている場合は、その生命体駒しか成長できません。(指定の生命体駒がない場合はアクションが無効になります)
【星屑捕獲アクションについて】

星屑捕獲アクションを行う際は、各惑星に記載されているコストを支払う必要がある。
たとえば、上図のように質量×2の場所にすでに星屑タイルが置かれている場合、下段の方法(その惑星の生命体駒いずれか1体を除去する)でしか実行できません。ただし無料で星屑捕獲アクションを行える場合、どちらでも実行できます。
星屑タイルを配置したら、惑星タイルに記載されているボーナス効果を獲得することも忘れずに!
【集中カードについて】

・集中カードAの恒星ボーナスについては、育成の直前にその恒星を起動する。(新たに獲得する恒星ではない)なので、ランク1の新しい恒星を獲得する際はボーナスをもらえません

・集中カードBの生命創造アクションボーナスについては、プレイした生物カードの4種類あるアイコンの発生条件の数と比例する(アイコンの種類ごとではない。上図の場合は灼熱1+炭素2+輻射1=4VP獲得となります。2倍なら8VP獲得)

・集中カードCの生命創造アクションボーナスについては、レベル1では豊穣タイプの生息タイルの効果を適用するので、豊穣タイプの生息タイルを保有していない場合はボーナスがもらえません(レベル2なら豊穣・不毛どちらでも可能)
【ゲームの終了条件について】

ゲーム終了条件については、以下の任意の組み合わせで2つの目的が達成された場合に発生する。これは「各プレイヤーごとに2つ達成」ではなく、すべてのプレイヤーの合計での話になります(ソロプレイの場合、プレイヤーがいずれかひとつ目的を達成し、ゴーストがいずれかひとつ目的を達成した時点でゲーム終了トリガーが引かれます)
・いずれかの目的マーカーが右端に到達
・いずれかの生物タイル(大)を獲得
勝利条件発生後は、現在のラウンドを最後までプレイ。その後に各プレイヤーごと最後の手番を1回づつプレイして終了になります(ソロプレイ時、ゴーストの手番で終了条件を満たした場合、その後プレイヤー→ゴーストの順で一回づつ手番を行い終了となる)
【プロモセットについて】

CMONジャパンさん公式で購入できるプロモカードについては、ちょっとしたミニ拡張のようなアイテムで、特にソロプレイでは選択肢の幅が広がるため、おすすめできるものになっています。
衛星プロモセット…星屑捕獲アクションで星屑の代わりに獲得でき、2つの発生条件アイコンを追加できる。ソロプレイでは、特に目標カード達成に大活躍してくれる。
ホーム星系プロモセット…特殊能力を持つ4種類のホーム星系タイルをゲームスタート時に追加。右側の惑星にそれぞれ異なる様々な特殊能力が加わり、固有能力を追加したような楽しみ方ができる。
発光生命体プロモカードセット…6枚の生物カードを追加。それぞれ通常の生物カードとは異なる独特の効果を持つ。全体的にやや使いにくいが、ここ一番で使うと強力な効果を得られるものも。単純に生物カードが増えるのは嬉しいし、キラキラのホログラムカードが非常に映えます。