この記事では、軽量級から重量級までのボドゲを1人で楽しみたい方におすすめのボードゲームを定期的に更新して紹介しています。

紹介している各ボドゲは、どれもソロで30時間以上プレイしており、かなりおすすめです。
気になるものは目次をご活用くださいませ。新作ボドゲも都度追加予定です☆
【ボドゲを快適に楽しむおすすめ商品】
https://braveaki.game.josoakixpooh.com/category/
【ソロプレイにおすすめの環境や家具など】
https://braveaki.game.josoakixpooh.com/2023/04/19/
軽量級
プレイ時間は約30分程度のお手軽ボドゲ。
準備や片付けも楽なため、ちょっとした隙間時間にもサクッとプレイできます。お値段もリーズナブルで、ソロボドゲ初心者にもおすすめ!
①TAKUMI ZOO

評価:10/8
プレイ人数:1~4人
価格:3500円
発売日:2023年7月
個人ボードに動物園を作成するボードゲーム。
地形パネルを使用して自分のボードに土地を開拓し、様々な動物を買ったり売ったりしてお金と勝利ポイントをどんどん高めていく、箱庭タイプのボドゲです。「拡大再生産で勝利ポイントをいかに高めるか」というところが面白いポイント。ゲームシステムはシンプルながら、かなりしっかりできているため、大人でもバッチリ楽しめます。
ゲームデザインやイラストは、なんと小学生である南端匠(みなみばたたくみ)さんが作成しています。手作りの動物イラストやお金などが非常に可愛いのが最大のポイント!

【ゲームシステムもよくできていますが、南端匠さんの作成した動物やお金のイラストがとにかく可愛い!プレイのたびに癒やされます】
【ソロプレイ詳細】
スコアアタックによる自己記録更新タイプ。
総合得点による評価システムあり
プレイ時間:約20分
②ダイノストーン

評価:10/7
プレイ人数:1人~2人
基本版価格:1500円
各拡張価格:1800円
発売日:2023年春
プレイヤーは化石ハンターとなり、様々な恐竜を再生させ、ライバルキャラと1対1のカードバトルを楽しむTCG(トレーディングカードゲーム)です。
あらかじめランダムに選ばれた20枚のカードを用いて対戦を行うため、「事前のややこしいデッキ構築がない」というところが最大の特徴。カードバトルに触れたことのない人でも、白熱した対戦を簡単に楽しむことが可能。ルールは非常にシンプルで、お値段もリーズナブルです。
恐竜をテーマにした世界観が大きなポイント。第6弾まで発売予定の各拡張セットはそれぞれ異なるテーマ(海洋生物や昆虫など)のため、恐竜好きな男性や恐竜好きな子供さんの家庭にもぴったりです。

【対戦ごとにランダムに選ばれたカードで対戦するため、TCGが苦手な筆者のアッキーさんでも楽しめました。隙間時間にも気軽にプレイできて、これはおすすめ!】
【ソロプレイ詳細】
ボスアタック・スコアアタック・タイムアタックモードなどの各ソロモードが充実しており、様々なオートマ相手との対戦や自己記録更新などを楽しめます。
難易度調整あり(ボスモード)
総合得点による評価システムあり
プレイ時間:約20分
中量級
プレイ時間は約60分程度。
軽量級・重量級と比較して、準備&片付け時間や価格などのバランスが最も取れています。どれもおすすめです。
①テンペニーパーク

評価:10/8
プレイ人数:1人~4人
価格:8250円
発売日:2024年4月
自分だけのテーマパークを建設して出来るだけ多くの来場者を呼び込み得点を競い合う、ワーカープレイスメント+個人ボードタイル配置のゲームです。
3人のワーカーを活用して、個人ボードに様々なアトラクションや売店を配置して勝利ポイントを高めていくのですが、わずか5ヶ月間という非常に短い期間のため、手番に何を実行するか良い意味で非常に悩まされます。

【建設アトラクションは全部で35種類・売店は7種類。個人ボードに理想の遊園地ができたときの達成感はかなりのもの。ただし期限が5Rと短く、1つ1つのアクションがかなり悩みます】
テーマが遊園地でカードイラストや各コンポーネントなども非常に可愛く賑やかなため、女性や子供にもピッタリのボドゲ。ただし、1アクションが非常に重く難易度はやや高めです。
アトラクションや売店設置はパズル要素が非常に強く、個人ボードの現在の状況に合わせて効率よく配置する必要があります。様々なアクションで感情評価が高まり、ラウンド毎にトップのプレイヤーは強力なボーナス(追加のワーカーなど)を獲得できるため、いかにして有利な展開にもっていくかを考えるのが非常に面白い!
ちなみに、今後は拡張が出るかもとの噂も…?

【ソロプレイはオートマ「ベッキー」との対戦。いかにして感情評価を高めボーナスを獲得するか、良い意味でかなり悩まされます】
【ソロプレイ詳細】
仮想の対戦相手である「ベッキー」と勝負してスコアを競い合い、オートマとの対戦を楽しめます。
難易度調整あり(2段階)
プレイ時間:約60分
追加ルールで多人数戦も可能
ソロプレイやりこみ要素や独自のハウスルールなどはこちら☆↓
https://braveaki.game.josoakixpooh.com/2023/09/08/
②スノープランナー

評価:10/9
プレイ人数:1人~4人
価格:8250円
発売日:2024年1月
プレイヤーは雪山のゲレンデにある旅館(ペンション)の経営者となり、来客するゲストをもてなしたり、旅館やゲレンデへの投資などを行い得点を高めていく、やや重量級寄りの中量級ボードゲーム。キックスターターで700万円を超えるファンディングに成功した、国内の同人ボドゲです。
「ダイスを振らないダイスプレイメント」が最大の特徴。旅館に見立てた個人ボードに様々な特性を持ったゲスト(お客さん)を招き連泊させるのが非常に面白いポイント。各フェイズに沿ってゲームが進行し、様々なリソースを獲得していきます。
ゲーム序盤は閑散期でリソースもカツカツですが、中盤の繁忙期になってくると展開も派手になり、面白さが急激に加速します!

【自分の旅館にお客さんを呼び込み、いかにして連泊させるかを考えるのがとにかく楽しい!ゲーム終盤まで白熱した展開を楽しめます】
オールユニークなイベントカードは70種類以上と豊富。固有能力を持ったタレントカードも10種類あるため、毎回異なる戦略やゲーム展開を楽しめます。ぬくもりのあるイラストやコンポーネントなども含め、とにかくバランスの取れたボードゲームです。
ソロはもちろん、多人数プレイも非常におすすめ。迷っている方は、このゲームを買っておけば間違いはないでしょう。さらに、2025年には様々な追加要素が加わる拡張も発売予定。これはかなり期待できそうです!

【ソロプレイはオートマとの疑似対戦。NPCはプレイヤーの狙った場所に邪魔をしてくるため、ときには非常に悔しい思いをすることも…!】
【ソロプレイ詳細】
仮想の対戦相手であるNPCと勝負する「オートマとの疑似対戦」。NPCは実際に得点を獲得しないダミープレイヤーのため、プレイヤーはハイスコアを目指して自己記録を更新します。
総合得点による評価システムあり
プレイ時間:約60分
③イーオンズエンド

評価:10/9
プレイ人数:1人~4人
価格:6380円
発売日:2020年5月
プレイヤーは破孔魔術師となり、拠点であるグレイヴホールドを守りつつ、強力なネメシスと戦うプレイヤー協力型の中量級ボードゲーム。
サプライにある宝石や魔法カードを少しづつデッキに加え、「プレイヤーのデッキをシャッフルしない」のが最大の特徴です。プレイヤーが徐々に強くなっていくのが面白さの醍醐味。ただし敵側のネメシスも徐々に強くなっていくため、ゲーム終盤まで気が抜けず、常に緊張感のある戦いを楽しむことができます。
様々な特技やスキルを持った破孔魔術師は8人。敵側は4種類のネメシスが同梱されており、どれも強敵でかなりのやりごたえです。ルールも簡単で、カードメインでそれほどコンポーネントも多くないため、準備&撤収時間が短くお手軽にプレイできるのも魅力の一つになっています。

【ゲーム終了まで気の抜けない緊張感もこのゲームの大きな魅力。ソロプレイでは1人はもちろん、2人以上の破孔魔術師を操ることもできます。これがめちゃくちゃ楽しい!】
2025年時点で、独立拡張や小型拡張など、これまでに様々なタイプの拡張が販売されています。拡張追加で破孔魔術師やネメシスの追加はもちろん、大量の魔法カードや遺物&宝石も追加。あらゆる組み合わせが可能となり、ほぼ無限に遊べます。
海外では絶大な人気を誇るカードゲームで、人気が高いのも納得できる仕上がりになっています。ほどよいプレイ時間とゲーム終了までの緊張感は、ソロプレイにぴったりのボードゲーム!

【拡張の数だけ組み合わせが可能。拡張「新たな時代」では、ランダムに設定されるサプライやネメシスの階層を順番にクリアしていく探索モードあり。ソロプレイにおすすめ!】
【ソロプレイ詳細】
自動的に攻めてくるネメシスとの対戦を楽しむことができます。
難易度調整あり
プレイ時間:約60分
重量級
プレイ時間は約90分~2時間以上。準備や片付け時間含め、それなりの時間を要します。重ゲーとも呼ばれ、お値段も高めですが、どれもやりごたえ抜群の面白さ!
個人的には、この重量級ボドゲがソロプレイに最もおすすめ。じっくりと楽しむことができます。
①アンダーウォーターシティーズ

評価:10/9
プレイ人数:1人~4人
基本版価格 8800円
拡張価格 7700円(新たな発見)
ミニ拡張 880円
発売日:2019年4月
水中の海底である個人ボードに都市やトンネルなどの施設を建設していく、箱庭タイプのボードゲーム。全10ラウンドで高得点を目指します。
手持ちのカード+スロットを同時に選んだ行動を実行するというところが大きなポイントで、ワーカープレイスメントとカードプレイが組み合わさった、非常に面白いシステムを採用しています。
ゲーム序盤はリソースがカツカツでやることも限られますが、中盤あたりから都市も発展して建設した建物から様々な収入が得られるため、派手な展開を楽しむことができます。

【ワカプレ+カードプレイで効率よくプレイするのをあれこれ考えるのがとにかく楽しい!現在の状況に合わせてどちらを優先させるかも含め、良い意味で悩まされます】
拡張(新たな発見)+ミニ拡張を追加することで、様々な固有能力を持ったキャラが追加。さらには大量のアクションカード追加、個人ボードアップグレード(ダブルレイヤー)、新モードなどなど、戦略も大幅に広がりリプレイ性もさらに向上。
繰り返したっぷりと遊ぶことができ、ソロボドゲとして非常に完成度の高いものに仕上がっています。

【基本版だけでもかなり面白いのに、拡張は様々なカードや固有キャラなどが追加。個人ボードもダブルレイヤータイプに!購入するならぜひまとめて手に入れよう】
【ソロプレイ詳細】
仮想の対戦相手であるNPCと勝負する「オートマとの疑似対戦」を楽しむことができます。NPCは実際に得点を獲得しないダミープレイヤーのため、プレイヤーはハイスコアを目指して自己記録を更新して楽しむタイプです。
プレイ時間:約90分
ソロプレイやりこみ要素や独自のハウスルールなどはこちら☆↓
https://braveaki.game.josoakixpooh.com/2023/11/20/
②アルナックの失われし遺跡

評価:10/9
プレイ人数:1人~4人
基本版価格 7700円
拡張1価格 4180円(調査隊長)
拡張2価格 4950円(消えた調査隊)
発売日:2021年2月
プレイヤーは考古学者となり未踏の島アルナックを探検し、新たな場所を発見・採掘して資源を得たり、アイテムや遺物を手に入れたり、守護者を撃退して勝利ポイントを高めていく、カードデッキ強化・ワーカープレイスメント・リソース管理が合わさったゲームゲーム。
プレイヤーが調査する各寺院は様々な特徴があり、獲得したリソースをうまく使って研究するのが非常に楽しく、手番に手持ちのアイテムや遺跡カードをプレイしたり、新たな場所を発見したりと、まさに冒険の旅を存分に楽しむことができます。

【様々なカードを用いて発掘したり、新たな場所を探検できる体験は、まさにインディー・ジョーンズ!】
拡張1(調査隊長)追加で、なんと固有能力を持った探検隊が6人も追加。それぞれ全く違った能力のため、基本版の面白さが大幅にパワーアップ!アイテム・遺物・発見タイル・新たな寺院も追加されます。
拡張2(消えた調査隊)では、新たな探検隊が2名+α追加。新カードや新たな寺院、さらには最大で2人まで協力できるキャンペーンモードも追加されます。
この2つの拡張を追加することで、探検隊は10名。大量のアイテム&遺跡カード、遺跡も6種類にキャンペーンモードと、非常に高いリプレイ性があり、何度も繰り返し楽しめます。ソロプレイは約90分と、やりごたえ抜群の面白さ!

【拡張を追加すると別ゲームになるくらい楽しさ爆上がり!固有キャラの特技を活かし、ライバルより高得点を目指すのがめちゃくちゃ楽しいです☆】
【ソロプレイ詳細】
仮想の対戦相手であるライバルとスコアを競い合う「オートマとの対戦」を楽しむことができます。
難易度調整あり(10段階+α)
プレイ時間:約90分
オートマカード量産で多人数戦も可能
③スピリットアイランド

評価:10/9.5
プレイ人数:1人~4人(拡張追加で6人)
基本版価格 9900円
拡張1価格 4950円(枝と鈎爪)
拡張2価格 9900円(ひび割れた大地)
発売日:2021年1月
プレイヤーは島に棲む精霊となり、島の原住民と力を合わせて、毎手番に次々と島に進行してくる侵略者を撃退していく、タワーディフェンスタイプのボードゲーム。
最大の特徴はプレイヤーが選べる精霊。それぞれ全く異なる特殊能力や固有カードを持っているため、精霊毎に全く異なる攻略を楽しむことができます。どの精霊も最初は弱いのですが、手番ごとにレベルアップや追加カードを獲得してどんどん強くなります。終盤に大技で大量の侵略者を蹴散らす爽快感はかなりのもの!
精霊は全部で8種類。能力カードも大量にあり、プレイする島も4種類。シナリオや敵対国もあるため、基本版だけでもかなりのリプレイ性があります。

【次々に島へ上陸し侵略する人間を、精霊独自の能力で撃退するのがとにかく楽しい!プレイヤーが精霊で敵が人間というところも非常に面白い設定です】
個性ある精霊は拡張1で+2種類、拡張2で+10種類も追加され、合計で20種類の精霊から選び放題。さらには各能力カード大量追加、追加シナリオや敵対国6種類、大量のイベントカード追加やら、新たなトークンなどなど、リプレイ性が異常なほど高まり、ほぼ無限に遊べます。
特筆すべきは難易度調整。各敵対国の難易度を6段階調整でき、シナリオ追加や初心者ルール、上級者には2つの島防衛や2つの敵対国など、様々な組み合わせでかなりの調整が可能。初心者から超上級者まで、じっくりと楽しむことができます。
タワーディフェンスゲームタイプのボドゲでは最高ランクに君臨する面白さで、これは個人的に超おすすめ!ボドゲソロプレイには、まさにマストバイ(買い!)のゲームです。

【拡張で大量の精霊に加えて難易度もかなりの調整が可能。現在の実力に合わせたプレイが楽しめます。慣れたら1人二役も可能。精霊2体はアタッカー+サポーターなど、攻略の幅がさらに広がります】
【ソロプレイ詳細】
ラウンドごとに自動的に攻めてくる侵略者との対戦を楽しむことができます。
難易度調整あり(10段階+α)
プレイ結果による得点計算あり
プレイ時間:約90分~120分
④アークノヴァ

評価:10/9
プレイ人数:1人~4人
基本版価格 11550円
拡張価格 4620円
発売日:2022年7月
プレイヤーは動物園を運営し、動物園の魅力や収入を上げつつ、動物種の保護活動へ貢献することでゲームに勝利することを目指す、箱庭タイプの動物園作成ボードゲーム。
タイル配置・ワーカープレイスメント・カードコンボ・拡大再生産などを取り入れてバランスを調整した、これまでの様々なボードゲームの魅力を同時に味わえるゲームです。
手番ごとに5枚のアクションカードの中から1枚を選択。対応するアクションを実行することで、カードを獲得したり、園内に動物を導入したり、売店などの建物を建てたり、後援者からの力を借りたりしながら、動物園となる個人ボードを拡大させ、訴求点と保全点を少しずつ高めていきます。
100枚以上もある動物カードや、大量の後援者カードによる様々なコンボ要素があり、さらには個人ボードも異なる地形のものが10枚。リプレイ性は非常に高いです。

【手番ごとにアクションを選択し、園内に様々な動物や建物を建設してポイントを獲得。各カードの能力を合わせたコンボを考えるのがかなり楽しい!実写の動物カードにも癒やされます】
拡張「マリンワールド」を追加すると、新たに海洋生物や水族館のタイル、後援者カードなどが追加され、戦略の幅がさらに広がります。
基本アクションカードを変更するアクションカードが20枚も追加。その中から2枚を交換してプレイすることで、様々な固有能力が追加され、戦略性&リプレイ性が大きく高まり、全く異なる展開を楽しむことができます。
基本版のトークンを動物やトロフィーなどに変更する可愛いトークンや追加の大学トークンなども同梱されており、まさにマストバイの拡張!

【拡張マリンワールドで戦略の幅が大幅に向上します。特にアクションカードの変更は強力なカードも多く、さらに大量の訴求点&保全点を獲得できるように!】
【ソロプレイ詳細】
専用のタイルを使い、各ラウンドごとに設定されている手番だけのアクションを6ラウンド(合計27手番)行います。より高い最終スコアを目指し、自己記録の更新を楽しむことができます。
難易度調整あり
プレイ時間:約120分
非公式ルールですが、オートマとの対戦を楽しむこともできます↓
【アークノヴァ・オートマ対戦ルール】
https://braveaki.game.josoakixpooh.com/2024/08/17/
⑤ズータイクーン

評価:10/8
プレイ人数:1人~4人
価格:13750円
発売日:2023年9月
プレイヤーは動物園の経営者となり、動物園の個人ボードに動物を迎え入れたり交換したり、各種建造物を作成しながら、全8年(8ラウンド)で最高のハイスコアを目指す、箱庭タイプの動物園作成ボードゲーム。
最大の魅力は大量のリアルな動物駒。一般動物は23種類あり、全ての動物にオスとメスで造形の違う動物駒が236個も同梱。それを収納できる専用小箱も付属されています。共存動物や地形タイル、建物タイルと組み合わせて自分だけの動物園を作る時間は、まるでジオラマを作成しているかのような楽しさがあります。

【大量の動物駒+各コンポーネントで、超リアルな動物園作成をガッツリと楽しむことができます】
動物園に様々な動物を導入することで人気度が高まり、収入を増やして建物を建造したり土地を購入していき、さらに動物園を発展させていきます。
このゲームの大きな特徴に「動物保護点」というものがあり、これは「動物を大切に管理し育てているか」という要素。園内の動物をちゃんと管理・飼育することで、少しずつ増えていきます。
というのも、「人気点と動物保護点の少ない方が最終スコア」となるため、園内の人気を高めるだけではダメで、「動物をいかに大切にできるか」という面白いシステム。園内に導入した動物に対し、非常に愛着が湧きます。

【各動物のパラメータ管理をはじめ、アークノヴァよりもかなり本格的な動物園経営を楽しめます。細かなルールがやや複雑ですが、動物好きな人には間違いなくおすすめできるボドゲ。ちなみに、2人以上のプレイでもダウンタイムが非常に少ないため、多人数プレイもおすすめ!】
【ソロプレイ詳細】
仮想の対戦相手であるNPCと勝負する「オートマとの疑似対戦」を楽しむことができます。NPCは実際に得点を獲得しないダミープレイヤーのため、プレイヤーはハイスコアを目指して自己記録を更新して楽しむタイプです。
難易度調整あり
総合得点による評価システムあり
プレイ時間:約120分
ソロプレイやりこみ要素や収納・ルール詳細などはこちら☆↓
https://braveaki.game.josoakixpooh.com/2023/10/02/
⑥カヴェルナ

評価:10/9
プレイ人数:1人~7人
基本版価格:12100円
拡張1価格:4400円(忘れられた部族)
拡張2価格:4400円(狂乱の魔物たち)
発売日:2014年12月
プレイヤーは冒険好きのドワーフとして様々なアクションを行い、個人ボードに畑に作物を植え家畜を導入したり、洞窟内に様々な部屋を作成していくゲーム。アグリコラの兄弟ゲームでもあります。
洞窟の外では森林を伐採して畑を作ったり、農作物を栽培したり、羊や猪などの畜産を行い、各種リソースを確保して勝利点を高めていきます。
洞窟内に作成できる部屋は、なんと48種類。それぞれ全く異なる性能でコンボもあり、プレイごとに毎回異なる様々な戦略を楽しむことができます。これはカヴェルナで最も大きな魅力の一つです。

【個人ボードに農作物や家畜、様々な特殊効果のある部屋をチマチマと作成していく様子はSLGのような面白さ!】
アクションはオーソドックスなワカプレタイプで行うため、ドワーフの数を増やして武器を装備し冒険をすることもできます。しかし多人数プレイでは思ったアクションができないため、運要素も少なく、判断力と実力を求められる要素の多いゲームです。
拡張「忘れられた部族」を追加すると、固有能力を持った個性ある部族が8人も追加。洞窟タイルや草原タイルをはみ出しておけたり、ワーカーが増えたりなど、基本版が大幅にパワーアップ。面白すぎて時間があっという間に溶けます。さらには部屋タイルも30種類以上追加され、ほぼ無限に遊べます。

【拡張で追加される8人の部族。それぞれ得意な行動と苦手な行動がある。追加の部屋タイルもあり、リプレイ性がさらに高まります】
【ソロプレイ詳細】
12ラウンドで構成されたソリティア型式のモード。目標の100点を目指して、各ラウンドごとにアクションを行い得点を獲得していきます。より高い最終スコアを目指し、自己記録の更新を楽しむことができます。
プレイ時間:約60分
⑦スレイザスパイア

評価:10/9.5
プレイ人数:1人~4人
価格:39600円(コレクターズエディション)
27500円(スタンダードエディション)
発売日:2024年3月
人気デジタルゲームのボードゲーム版。次々に現れる道中の敵を倒し、自分のカードデッキをどんどん強化して4階層の最終ボス討伐を目指す、ローグライク型RPGです。
個性ある4人のプレイヤーキャラごとに全く違うカードを使用するため、毎回異なる戦略で楽しむことができるのが最大の特徴。デジタルゲームに使用されているカードが700枚以上も収録されています。メインボードはボスまでの道のりがランダムに設定されており、どのルートを通るかを事前にあれこれ考えるのも非常に悩ましく楽しいです。

【自分のデッキをどんどん強化していくのがとにかく楽しい!新たなカードは敵を倒したときに得られるほか、ショップで購入したりイベントで手にれることも可能】
ランダムに公開される新カードや各種アイテム、宝箱やレリック、さらにはカード強化までできるため、とにかく良い意味で悩まされる要素が満載!道中の敵&ボスキャラまでランダムに出現するため、「同じキャラでも同じ戦略が通用しない…」という状況もよくある話。まさに、ローグライクの名にふさわしいボードゲームとなっています。
非常にお値段が高くプレイスペースも必要ですが、ソロプレイが好きな人には最高の時間を約束してくれます。ランダムな変化を加える追加ルール、アンロック要素、幅広い難易度調整などなど、やりこみ要素も満載。1階層ごとに中断やゲーム終了も可能です。
この面白さはトップクラスなので、そのうち拡張や2などの続編も発売されるのではないかと予想しています。(デジタル版は2が発売予定)

【高額で箱もデカい!(上図はコレクターズエディション版)プレイのたびに毎回異なる、ローグライクに恥じないシステム満載。めちゃくちゃ楽しいので、ソロプレイに超おすすめです】
【ソロプレイ詳細】
個性ある4人のキャラから一人選び、道中の敵を倒しつつデッキを強化し、最終ボスの討伐を目指します。
難易度調整あり(13段階+α)
ゲームモード変更あり
アンロック要素あり
プレイ時間:約3時間+α(1階層毎に約60分)
⑧シヴィライゼーション新たな夜明け

評価:10/8.5
プレイ人数:1人~4人(拡張追加で5人)
基本版価格 6600円
拡張価格 5500円(未踏の大地)
発売日:2018年8月
文明を発展させて自国を勝利に導く、重量級の陣取り戦略ボードゲーム。いわゆる4X系です。
5種類のアクションから1つを選ぶだけのシンプルなシステムで、やや中量級寄りの重量級ボドゲ。デジタルゲームの要素をうまくボドゲに落とし込んでおり、ランダムマップや能力の異なる8種類の文明で毎回戦略性が異なるため、リプレイ性は非常に高いです。
最も大きな特徴は「いくつかの目的を達成すると勝利」というルール。条件さえ達成すれば、たとえ敵国と戦わずとも勝利することが可能なのです。

【使用できる文明は8種類。ゲーム開始時にランダム公開される様々な目標を達成することで勝利となります。勝利条件次第では、敵国と戦闘せずに勝利も可能!】
2~4人プレイですが、公式HPでソロプレイ用のバリアントルールがあり、オートマ専用のカード(ルールを含み無料でDL可能)を使って1人で敵国と対戦することが可能。敵国ごとに難易度調整も可能なため、ソロでもしっかりと楽しめます。
拡張「未踏の大地」を追加すると、軍事ユニットや10種類の文明が追加。マップの開拓や新たなフォーカスカード追加ほか、ゲームシステムも大幅に変更・改良。リプレイ性やランダム性もさらにパワーアップ。戦闘システムも強化されますが、全体的な面白さは格段に高まるので、ぜひ基本版とセットでおすすめしたいゲームです。

【拡張追加で様々な要素が大幅にパワーアップ!本格的なSLGっぽい戦略を楽しめます。余談ですが、この手のボドゲでは大鎌戦役(サイズ)が有名で、システムもやや似ていますが、文明の多さやマップのランダム性などを含め、個人的にはシヴィライゼーションの方が好みです】
【ソロプレイ詳細】
仮想の対戦相手と勝利条件を競い合う、「オートマとの対戦」を楽しむことができます。
難易度調整あり(5段階+α)
プレイ時間:約90分~150分
オートマカード量産で多人数戦も可能
【ソロルール・オートマ詳細はこちら】
https://www.fantasyflightgames.com/en/news/2020/9/10/automatic-civilization/
⑨ゾンビサイド2.0

評価:10/8
プレイ人数:1人~6人
基本版価格:13200円
拡張価格:各8250円
発売日:2024年12月
プレイヤーは複数の生存者を操り、お互いに協力しながらゾンビの大群に立ち向かい、シナリオごとの目的を達成するボードゲームです。
各生存者には様々な固有スキルが設定されており、毎ターンごとに湧き出てくるゾンビを倒したり、目的を達成するごとに経験値を獲得。一定の値に達するとレベルアップして行動力が追加されたり、スキルが追加され強力な攻撃が可能になります。しかし同時に出現するゾンビの量もかなり増え、中盤あたりからは非常に派手な展開になります。
お値段はやや高めですが、ゾンビフィギュアや生存者がぎっしりと詰まっており、各フィギュアの造形もかなり作り込まれています。特にフィギュア好きな人にとっては、これだけでも非常に大きな魅力!

【大量のゾンビがワラワラと出現するのがゾンビサイドシリーズの魅力。片っ端から蹴散らし、シナリオごとに異なる目標を達成しよう!】
ゾンビサイドシリーズは難易度が非常に高いことでも有名ですが、今回の2.0は難易度を自由に調整することが可能になりました。ゾンビ出現カードを調整して難易度を下げることで、ゾンビサイド入門用としても非常におすすめできる仕上がりになっています。
これにより生存者の参加人数も調整可能になり、生存者を減らし少ない処理でプレイを楽しむことができるように。以前のシリーズは6人の生存者すべてを操る必要があったため、ソロプレイはもちろん、少人数での協力プレイがやりやすくなったのは非常に嬉しいポイント。
シナリオも基本版だけで25種類。各拡張にはシナリオが10種類づつ追加、個性ある生存者もさらに追加されるため、リプレイ性も高く長く遊べるボドゲになっています。

【おすすめはソロで生存者4人プレイ。各シナリオごとに難易度は異なりますが、ゾンビ出現量を自由に調整することができるので、自分の腕前に合わせたプレイを楽しめます。各拡張追加でリプレイ性や戦略性も更に向上!】
【ソロプレイ詳細】
参加する生存者をすべて操作し、各シナリオごとに定められた目標をクリアしていきます。
難易度調整あり
プレイ時間:約60分~180分
独自のハウスルールなどはこちら☆↓
https://braveaki.game.josoakixpooh.com/2024/12/06/
イベント・接待用
番外編として、少人数の集まりやイベントなどに使えるボドゲを少し紹介します。
ほぼソロプレイがメインの人も、こういったボドゲも持っておくと、人が集まる場で場が盛り上がったり、楽しい雰囲気を作ることができるのでおすすめです☆
①アネクトパンチ

評価:10/8
プレイ人数:3人~99人
価格:2200円
発売日:2018年6月
2チームに分かれ、ジャッジ役の宇宙人から「好き!」をもらう、好き好き争奪コミュニケーションゲーム。アネクトとは「心が繋がる」という意味のラテン語であり、「ゲーム参加プレイヤー同士で心を繋ぎ合おう」というボードゲームなのです。
4×4に並べたお題カードのうち、1枚をラウンドごとに公開。両チームはジャッジ役である「宇宙人が好きだ」と思う回答を、お題の中から1つ選び出し合います。宇宙人は自分の好きな回答をしてくれたチームを選び、共感と承認を込めたグーパンチをしてそのチームが得点獲得。先にビンゴできたチームの勝ちとなります。

【お題には様々なものがあり、食べ物や趣味に関するものや、ちょっとエッチなものまで。宇宙人が大好きなドンピシャのお題を出して勝利すると、追加ボーナスあり。ちなみに青色カードはシチュエーションお題で、チームごとにジェスチャーやコントなどで表現します】
お題はかなりたくさんの種類があり、たとえば「宇宙人の好きな食べ物は?」というお題なら、Aチームはカレー、Bチームはハンバーグなど、できるだけ「究極の選択」となるようなものを挙げていくことで、ゲームがかなり楽しくなります。
このゲームは共通の話題と自己開示が同時にできるため、特に知らない人同士や初対面同士の人が集まる場では、一人ひとりが自分の本音を自然公開できる良い雰囲気を作ってくれます。
簡単ルールで箱も小さく、持ち運びにも便利。最小3人から最大99人まで遊べ、プレイ時間は約20分程度。友達同士が集まるイベントや合コンに持っていくと、かなりの確率で盛り上がります!

【写真は公式HPより。宇宙人役は自然と自己開示ができ、チームごとに協力や心の繋がりも自然と作ることができるのは嬉しいですよネ】
ハウスルールとして、1ラウンド毎に宇宙人役を交代し、「一番多くポイントを獲得した人の勝ち」という設定にすると、それぞれが宇宙人役で均等に自己開示できておすすめです。
設定やルールもたくさんあり、工夫次第で色々と楽しめるので、ソロプレイメインの人でも「とりあえず持っておいて損はない」パーティーゲームです。