ソロプレイ ボドゲ 1人

ズータイクーンボードゲームの収納や各ルールの詳細についてあれこれ☆ソロプレイのやりこみ要素&攻略ポイントもあるヨ!


この記事は、ボードゲーム「ズータイクーン」の初心者向けの講座や各ルールの詳細ほか、説明書には書いていない内容&エラッタ、ソロプレイ時におけるダミープレイヤーの難易度の調整方法や攻略ポイントなどを記載しています。

主にソロプレイ向けの内容となっていますが、2人以上のプレイでも活用できるものがいくつかあります。

2024.6追記
【エラッタ改訂版説明書】
https://arclightgames.jp/wp-content/uploads/2024/04/The-Zoo-Game_Rulebook_JP_V2-1.pdf

【ズータイクーン拡張について】
https://braveaki.game.josoakixpooh.com/2024/07/05/



なお、この記事はBGGにあるズータイクーンのフォーラムやレビューも参考にしつつ作成しています。世界中の方々の質問事項等も参考にしつつ、役立てていただけたら幸いです☆↓

【ズータイクーンBGGはこちら】
https://boardgamegeek.com/boardgame/370757/zoo-tycoon-board-game

内容品・収納の詳細




【動物コマの詳細について】


ゲームに同梱している動物コマは以下の図の通り(説明書にはQRコード記載)。

初回開封の際には必ず確認し、もし欠品や破損等あればすぐにアークライトさんに問い合わせてみましょう。

色の濃い方がオス、色の薄い方がメスになっています。(ジャイアントパンダは共通)


【動物コマの不足について】


ゲーム中に動物コマが足りなくなったら、他の類似しているコマを代用してプレイします。

または子孫ディスクで代用することもできます。春の繁殖の際に確率が変動するため、袋からオスとメスペアで取り出し、子孫ディスクの下に禁止トークンを敷いて使用することをおすすめします。(実際の子孫ディスクと区別するため)

【同梱の小箱について】

1つの小箱には2種類のコマを入れるものも存在します。


【園内タイルの収納について】



園内タイル用のコマ用小箱や収納箱は、残念ながら同梱されていません。製作者さん側がチャック付きのポリ袋を同梱するのを忘れていたようです。

チャック付きのポリ袋を購入して収納するか、ボドゲのトークン用の小物入れなどに収納することをおすすめします。(筆者のアッキーさんは上の図のように園内タイルを小物入れに収納し、箱には入れず別に保管しています)

どうしても箱に収めたいという方は、各コマ用小箱にそこそこの空きがあるので、うまく詰めれば収納も可能です(ただしゲームの準備がやや遅くなりますが…)


【各カードの収納について】


説明書に書いてある通りに小箱の隙間に動物カードを入れることができるのですが、余裕がなく結構ギリギリです。

動物カードにスリーブを入れるとかなり厳しく、カードやコマ用小箱の保護の点からも、以下の収納をおすすめします。


①動物カードと早見表カードの収納スペースに、園内タイルをできるだけ詰めて入れる。その際に少し余るので、チャック付きのポリ袋に入れる。

②動物カードと早見表カード、イベントカードと協力者カードはチャック付きポリ袋等にそれぞれ収納し、動物園ボードや得点ボードなどを収納した上の段に並行して収納する。①で余った園内タイルも載せて収納完了。


※もし園内タイルを収納箱と別に保管するなら、①のスペースにイベントカード・協力者カード・子孫ディスク入りの袋などが収納できます



【動物園ボードについて】



個人ボードである動物園ボードの裏側は、地形が描かれた使用になっています。最初は「チュートリアルモード用?」と思ったのですが、マス目がなく、上部にある資金のマークや数字も描かれていないため、実用できないものと思われます。

それを含め、動物園ボードの裏側の用途については、現在のところ不明です。


【カードサイズとスリーブについて】


収納箱の裏側に記載されているカードサイズ(85×125・70×95)は誤りです。実際のカードサイズは以下のものになります。

80×120 = 101枚
(動物カード89枚)
(早見表カード12枚)

64×89  = 26枚
(イベントカード18枚)
(協力者カード7枚)
(1人用動物福祉カード1枚)

それぞれに対応したカードスリーブが必要になります。


筆者のアッキーさんは、ダイソーのカードスリーブR-7(65×91)がいい感じに収まりました☆



初心者講座


【各コマの取り扱い】



このゲームのコンポーネントは、動物のコマ類はもちろん、特にカラーキューブや各注目マーカーが非常に小さく、なかなか掴みにくいものもあり、紛失もしやすいです。

ゲーム中にテーブルから落ちてしまうこともあるので、丁寧に扱いましょう。内容品の確認も定期的に行うことをおすすめします。

【ゲームの目的・遊び方】



このゲームは、動物園の人気点を高めて収益を増やし、同時に園内の各動物の幸福度を積極的に高めて動物保護点を増やし、ゲーム終了時に人気点と保護点を比べ、高い方を反映して高評価を目指すことが目的になります。

園内タイルや動物コマ、共存動物、各建物や注目マーカーをチマチマと並べ、動物園をジオラマのように作成し、細かいルールに従って各動物の管理をしていく楽しみがあります。

【ゲームのプレイ時間】



ズータイクーンのゲームプレイ時間は、公式設定では120分~180分。

初プレイやゲームに慣れていないうちは、3時間以上かかることも普通にあります。ゲームに慣れてくると、だいたい120分くらいで終了します。(1R~最終Rまで。準備&片付け時間を除く)

筆者のアッキーさんは、ソロプレイでだいたい2時間弱くらいですが、秋シーズンの建設時にあれこれと悩むときは2時間半位になります。1Rのプレイ時間は、だいたい15分~20分程度だと思っておけばよいでしょう。

ちなみに、1プレイ時の一般動物の導入数は5種類。共存動物の導入数は3種類くらいが平均でした。


【初心者がまずやること】



説明書の最後のページに「ゲームの概要」が記載されているので、まずはそれを見ながらゲームを進めていくと少しずつ理解できます。

各季節ごとに何をやるのかを一つ一つ確認しながら、じっくりとプレイすることをおすすめします。ルールの細かい部分はたくさんありますが、やること自体はどれもシンプルなものになっています。

最初は初心者用ゲームのルールで簡単なプレイをしてみてください。(説明書18ページに記載)

また、ソロプレイでもゲームに慣れるまではダミープレイヤーなしでプレイすることを強くおすすめします。(後述のゲーム難易度調整に練習モードを記載しています)



【このゲームに向かない人は?】



ズータイクーンはかなりの重量級ボードゲームです。

細かなルールや大量のトークン、大きなプレイスペースも必要になるため、以下のような人や状況には向かないゲームと言えます。


・細かいルールを色々覚えるのが苦手
・チマチマした作業が苦手
・重ゲーが苦手
・広いプレイスペースがない
・ボドゲ初心者が多いシーン 
・動物が嫌い
・家に小さな子供や動物がいる

(誤って小さなコマを飲む・紛失等の恐れ)


各ルールの詳細


動物カードの詳細】


・人気点が複数ある動物は、動物の数に応じて増減させる数値を「今ある人気点」から増減させる。(アメリカグマの場合、1→2頭になった時点で+1)変更した人気点数をそのまま増減させてしまうと、大幅にずれます。

・オスの社会行動については以下の通り。

α→オスは1匹。メスは何個でも可
α(♂♂)→オスは1匹。メスは何個でも可
(メスがいない場合のみオスは何個でも可)
α(灰色)→オス・メス共に何個でも可

・動物を園内に導入する際は、経験レベル以外に全ての幸福度の最低ライン以上を必ず満たす必要がある。(例:ニシゴリラの場合、自遊空間2・棲み家2・群れの数3)共存動物を同時に導入する場合などは見落としがちなので注意。点線の囲いマークはあまり気にしなくてよいです

・群れの大きさで+の数値がない動物については、それ以上群れを増やすことが出来ない。(例:アメリカグマの場合は最大で2)

・繁殖ができるかどうかは、オスとメスが存在し、現在の幸福度で決まる。(例:ダチョウの場合は幸福度黄色で繁殖可能)説明書の繁殖条件「幸福度が黄緑以上」は誤りです。

つまり、①オスとメスが同じビオトープ内に存在し、②現在の幸福度横にダイスマークが記載されていれば幸福度黄色でも繁殖は可能。これについては以下の動物が該当します。

・フサオマキザル
・ダチョウ
・サバンナシマウマ
・アライグマ
・ワピチ
・トラ
・ゴールデンライオンタマリン
・ホオアカトキ
・アラビアオリックス


【交換ボード・数値シートについて】


交換ボード上部には3つの縦線、数値シート上部には1~9の数字と縦線が記載されている。夏シーズンの数値シート交換フェイズ時にずらしてこの線をうまく合わせることで、数値を容易に変更できます。

また、この数値はそのゲーム中に同じ位置に戻ることさえなければ、一マスずつ順番にずらさず別の位置に移動させることも可能です。(例:最初の位置が数値シートの一番左上の位置→次は右に1つ・下に1つずらす→次は左に1つ・下に1つずらす等)


【春シーズン】



・繁殖が成功して子孫ディスクを成獣に交換する際は、動物導入の条件を必ず満たす必要がある。特にオスの社会行動がαまたはα(♂♂)になっている動物は、繁殖が成功してオスの子孫が生まれても成獣に交換できないことに注意。(つまり譲渡するしかないのです)


・レベル3の動物が保有する野生復帰については、春シーズンに繁殖が成功した場合に「野生復帰または通常通り子孫ディスクをビオトープ内に導入するか」を自由に選択することが可能。野生復帰を選んだ場合、たとえ繁殖が複数成功した場合でも野生復帰できるのは1個のキューブしか置けません(産まれた全ての子孫は野生復帰=キューブ1個と考える)



初めて繁殖に成功した動物は、禁止トークン1つを動物カードの上に置く。こうすることで世界動物保全計画を進めたかどうかが判別できます。また養育のシンボルがある動物は、繁殖に成功したメスのコマを横に倒すことも忘れないようにしましょう


・世界動物保全計画のポイントが発生するのはレベル1(+1)とレベル2(+2)の動物のみ。レベル3は該当しない


【夏シーズン】


・数値シートの更新は毎Rダイスを使用するとランダム性が増します。(例:1~2→左の列。2~4→真ん中の列。5~6→右の列で上から順に。または下から順になど)

・数値シート交換後、需要のみ(オス・メス共に赤文字)の一般動物に手持ちのフィギュア(なければ同梱のキューブ)などを先に置くと、需要と供給の区別ができて分かりやすくなります



・動物を譲渡できるのは需要(赤文字で記載)がある動物で、検疫所にある動物か子孫ディスクのみ。園内に導入されている動物は譲渡できないので、多くの場合は子孫ディスクを譲渡することになります(初心者ルールを除く)


・数値シートの緑枠で囲まれている動物は、最小限の群れの大きさまで供給できることを表しています。(例:サバンナシマウマの導入条件は最低の群れの数が3以上。下記のサバンナシマウマの場合は、♂1+♀3=4で条件を満たしています)



つまり「この動物はこのラウンドで園内に入れることが可能な数(条件)を満たしていますよ」というう意味です。ただし最大数を超える動物も存在します。(ユキヒョウやトラなど)これは2人以上のプレイ時に関係しています。

・初めて入手した一般動物は、一度検疫所に入れる必要があります。すでに園内に配置されている一般動物は、入手した時点ですぐに園内に導入することが可能です。(条件は満たす必要がある)

・レベル2以上の一般動物を受け入れる場合は、園内にいる一般動物の幸福度がすべて黄緑以上でないと入手できません。ただしすでに園内または検疫所に配置されている一般動物は可能です。

さらに特定の一般動物はそれぞれ特定の条件を満たす必要があります。アジアゾウとジャイアントパンダは人気点が15点以上で入手可能(口コミだけが15点に達していても入手不可)


【秋シーズン】


・園内タイルの獲得は好きなものを得ることができる。また、保有している園内タイルを状況に応じて異なる地形のタイルに変更(交換)することも可能です。(例:熱帯雨林の園内タイルを4枚獲得したが、ダチョウを園内に導入するため3枚をサバンナの園内タイルに変更した)



このアクションはフリーアクションであり、いつでも実行可能です。ただし園内タイルを動物園ボードに配置した後は変更はできませんし、園内タイルの保有数はもちろん変更できません。

「園内タイルを今現在何枚保有しているか」というお話であり、園内タイルの保有数を分かりやすいようにダイスで表示するのも有効です。↓



・融資フェイズで資金が9以下の場合は融資を得て資金を+4調達できる。(最大10まで。1回につき禁止トークンを1配置する)


【建設フェイズ】



・資金が0未満になるような支払いや購入は不可

・建設フェイズで7金を支払って園内のタイルを追加で購入可能。さらに禁止トークンを1つ取り除ける。ただし購入した園内タイルは次のRへの持ち越し不可

・動物の導入は、一般動物共存動物共に条件を満たしていれば、1Rにいくつでも園内に導入可能。ただし園内タイルの保有数に限りがあるため、ほとんどの場合は一般動物1種類、共存動物1~2種類となります

・動物を園内に導入する際は、全ての条件(オスの社会活動・各幸福度)を満たす必要がある。一つでも達していなければ動物コマをもとの場所に戻す

・自遊空間の初期値が「0」の一般動物も存在する。(フサオマキザル、アライグマ、ゴールデンライオンタマリン)園内に導入の際は空の園内タイルを作成せず導入できます

・動物の導入時に経費の加算を忘れてしまうことがあるので、動物導入時の最初に経費を加算することをおすすめします


【共存動物について】



・共存動物は動物の入手フェイズ時に検疫所に入れることなく、建設フェイズ時に園内に導入可能。対応している一般動物と同時に導入することはもちろん、単体でも導入が可能です

・共存動物タイルには小サイズ(園内タイル1枚分)と大サイズ(園内タイル2枚分)がある

・共存動物と一緒に導入できる一般動物を同じビオトープ内にいれると、人気点を追加で+1獲得。1つのビオトープ内には一般動物1種類、共存動物1種類が最大

・共存動物単体のビオトープ内に一般動物を後から導入することも可能。その逆も可能。その際に人気点を追加で+1点獲得できるため、一般動物+共存動物/共存動物単体/一般動物単体どれでも変化はありません

・共存動物は人気点/教育点/保護点があるが、幸福度などはないため導入や管理が楽。経費は2金かかります(共通)

・各注目マーカーや棲み家マーカーは、同じビオトープ内にいる共存動物のタイルが置かれている場所にも配置可能。ただし通常のルールどおり、園内タイル1枚につき1つしか配置できません

・一般動物や共存動物タイルは、条件が合えばいつでも他の園内タイルやビオトープに移動することが可能



【建物タイルについて】



・建物タイルの各効果は重複しない。また、同じ絵の建物は1つの動物園ボードにつき1枚しか建設できません(早見表カードには記載あり)

・教育展示ブースは隣接している一つのビオトープにつき2点。教育点を1点以上保有している動物がいることが条件。1種類の生息環境からは2つまで(つまり2つのビオトープ)しか得られず、得られる教育点は最大で4点となる。隣接するもう1種類の生息環境からも同じく2つまで、最大で8点の教育点を得ることができます

・商用建物は人気点が10点以上で建設可能(口コミでは不可)。それぞれの地形タイルに対応したフードブースを2つ建設することでグッズ売り場を建設できるようになります。全ての商用建物(フードブース×2・グッズ売り場)を建設するには、ビオトープが最低3つ必要になります


①最初のフードブース→2つのビオトープ隣接
②次のフードブース→①以外の1つのビオトープ隣接
③グッズ売り場→1つのビオトープ隣接。①または②と同じエリアでも可



【冬シーズン】


・税金フェイズで資金が3以上の場合、資金は強制的に3になる

・動物園の収支フェイズ時、収入から経費を差し引いたものが資金になる。このとき、税金フェイズ時に余った資金(1~3金)を加算することを忘れずにしよう。2人以上のスタッフを使用した場合は、その分の経費を戻すことも忘れずに!

【最終得点計算】



・動物保護プロジェクト(国立公園の提携・世界動物保全計画・動物福祉プロジェクト)獲得時、もしプレイヤーが同点の1位だった場合は、分け合うことなく全員が同じ得点を得る

動物福祉プロジェクトで得た得点は、人気点と動物保護点のうち低い方に加算(減算)する。同点の場合は両方に分けて加算(減算)する

・最終得点計算のRで残っている資金を使い、建物の購入や注目マーカー購入、タイルの購入、保守アクションなどが行える。前Rから繰り越しの園内タイルも使用可能。ただし園内への動物の導入は一切できず、スタッフアクションも行うことができません

【スタッフアクションについて】



・↺のマークがあるアクションはスタッフワーカーを使って繰り返し実行できます。例えば3つのワーカーを全て使用して動物飼育を3回行うことも可能です

・最初のスタッフアクションは無料で実行可能。2回目以降のスタッフアクションは経費が+3ずつ追加。収支フェイズ時には使用したスタッフコマごとに経費を-3戻す

・再交尾のアクションでダイスの振り直しは1種類の動物につき1回のみ

・産児制限のアクションで避妊薬トークンを置いた場合、それをいつでも取り除けます

・予定外の供給/需要アクションはゲーム中に1回のみ
供給→他の人と同じ動物を入手
需要→検疫所の1エリアを空にする

・イベント担当アクションは1R中にどれか1回のみ

保守管理アクションはワーカーを使用するほか、2金を支払うことでも実行が可能(説明書は誤り。早見表カードには記載あり)


生息環境の改変は園内タイルを違う生息環境のものに変更可能。ただし動物コマ/共存動物タイルが置かれていたら不可。注目マーカーはそのまま引き継がれるため、ビオトープ内にある動物コマ/共存動物タイルが置かれていない園内タイルを変更して新しい動物を導入することも可能

・建物移動は移動前の効果は消滅する。その分の人気点や保護点などを減算すること

・園内タイルの移動はタイルを1枚分移動可能(斜め移動も可能)。動物コマ・共存動物タイル・注目マーカーも一緒に移動することができる。
ただし他の園内タイルと隣接しているものは不可。つまり、どこにもくっついていない園内タイル1枚だけで構成されているものが対象となります

ソロプレイ・ダミープレイヤー詳細



ズータイクーンを1人でプレイするソロプレイモードでは、仮想の対戦相手「ダミープレイヤー」が存在します。

ここでは、1人用のゲームの内容とダミープレイヤーの詳細についてお伝えします。

【1人用のゲーム内容】



・ソロプレイは仮想の対戦相手「ダミープレイヤー」と競い合い、最終得点を基にできるだけ高い総合評価(6段階)を目指すことがゲームの目的

・ダミープレイヤーはあくまで仮想の対戦相手であるため、ボドゲソロプレイにはお決まりのオートマシステムのように得点を実際に取得することはなく、最終得点を競い合うこともない

・ダミープレイヤーは各シーズンごとに設定された行動を取り、プレイヤーが欲しい動物を邪魔したり、ボーナス獲得のための数値を提供してくる。特に難しい操作も必要ないため、ソロプレイをじっくりと楽しむことが可能

・ダミープレイヤーは難易度設定が色々とでき、難易度に応じた総合評価を目指すため、ゲーム初心者から上級者まで楽しむことができます

【ゲームの準備】



・イベントカード「莫大な遺産」「素晴らしく教育的」は使用しない

・ダミープレイヤー用の動物デッキを2つ作る。
(デッキ①)アジアゾウのカードを抜き、残り21枚をシャッフル。6枚と15枚に分け、アジアゾウのカードを15枚の方に加えて再びシャッフル。残りの6枚をその上に載せる
(デッキ②)デッキ①とは別の動物デッキをシャッフルしておく

・1人用の動物福祉カードを交換ボードの動物福祉プロジェクトのスペース近くに配置。数字の色が変わっている0の位置にダミープレイヤー用のキューブを1つ置く

人気表、教育表、動物保護表の示された場所に、それぞれ注目マーカー(黄、青、緑)を設置する。教育表と動物保護表の注目マーカーを置く場所は、難易度により異なる(後述に難易度設定があります)


【ソロプレイの流れ】


※赤色はダミープレイヤー専用の行動です

(春シーズン)



・各映画のイベントカード(スーパーエルクブラザーズ・サバンナ大帝・ジャングルの少女ター)は最低3種類の動物が園内に配置されている必要がある

・繁殖フェイズでダミープレイヤー用のダイスを一個振る。ダイスの出目に従い世界動物保全計画にキューブを設置または動かす

(夏シーズン)



・動物入手フェイズ時、まずダミープレイヤー用のデッキ①にあるカードを上から2枚公開。それは国立公園の提携に関係している動物であり、ゲーム終了まで残る(国立公園の提携に関係のない一般動物は無視する)もし揃ったらダミープレイヤー用のキューブを対象の国立公園の大きな数字のほうに置く。(共存動物は無視する)このときプレイヤーがそのR中に同じ対象の国立公園を取得出来たら、同時に得ることが可能。
この際にレベル3の動物が公開された場合、野生復帰ボックスのマスを半分ダミープレイヤー用のキューブで埋める。プレイヤーは残ったマスで野生復帰ボーナスを得られるが半分になる

プレイヤーが2回目の一般動物入手時(1回目は通常通り行える)、ダミープレイヤー用のデッキ②にあるカードを難易度に従い上から公開する。公開された動物は2回目の動物入手時に選べなくなる。もし動物3回目を行う場合は再びカードを公開し、それも選べなくなります。交換ボードのリセットフェイズ時、公開したカードをデッキ②に戻して再びシャッフルします

(秋シーズン)



・園内タイルフェイズ時、動物保護表にある最も数字の少ない位置にある注目マーカー(緑)を取り除く。プレイヤーの現在の動物保護点がそれ以上なら、園内タイルを追加で1枚獲得。ただし注目マーカーは5個しか設置されないため、7Rはない

・協力者カードが動物福祉協力者の場合、ダミープレイヤーの現在の動物福祉点(動物福祉カードにあるキューブの位置)とプレイヤーの現在の動物福祉点を比べ、それ以上であれば園内タイルを追加で1枚獲得

・協力者カードが各生息環境の協力者の場合、それに対応する動物が3種類以上園内にあれば園内タイルを追加で1枚獲得


(冬シーズン)



・動物飼育としてダミープレイヤー用のダイスを一個振る。ダイスの出目に従い、動物福祉カードにあるキューブを動かす

・教育点による得点フェイズ時、教育表にある最も数字の少ない位置にある注目マーカー(青)を取り除く。プレイヤーの現在の教育点がそれ以上なら、動物保護点を1獲得。

・動物園の収支フェイズ時、プレイヤーの現在の口コミまたは人気点を得点エリアにある注目マーカー(黄)と比べ、それ以上なら収支ボーナスを獲得。黄色の注目マーカーは毎Rに1得点エリアずつ上がっていく

(最終得点計算)


・世界動物保全計画=プレイヤーが1位の場合は動物保護点8点を獲得。2位の場合、ダミープレイヤーと同じ得点エリア(1~5・6~10)にいた場合のみ4点を獲得。

・動物福祉プロジェクト=プレイヤーが1位の場合のみ4点を獲得。人気点と動物保護点を比べ、低い方に加算する(同点の場合は均等に割り振る)。動物福祉点が-2以下の場合は人気点と動物保護点の低い方から2点を引く。


【ソロプレイを快適に楽しむコツ】



ソロプレイを快適にするコツやポイントについて、いくつか紹介します。


①(注目マーカーをカラーキューブに変更)



ゲームの準備で予め教育点と動物保護点に置く注目マーカーを、ダミープレイヤー用のキューブに変更します。

こうすることで、キューブの方が掴みやすく取り除きやすくなり、視覚的にもより分かりやすくなります。


②(得点エリアの注目マーカーを変更)


得点エリアの注目マーカー(黄)をダミープレイヤー用のキューブに変更し、15金以上の全ての列にキューブを設置します。

1Rごとにダミープレイヤー用のキューブを取り除くことで、Rごとの処理ミスがなくなります。また、「次の収支ボーナスはどのエリアなのか」も視覚的に分かりやすくなります。


③(得点ボードにフィギュアを設置)



夏シーズンの交換ボード変更フェイズ時、需要のみの動物(オス・メスともに赤色の数値)に、手持ちのフィギュア等を設置します。なければ同梱のダミープレイヤー用のカラーキューブでもOK。

これにより、そのR中の需要と供給の動物の区別が分かりやすくなり、供給のある動物コマを毎R置く手間暇もなくなり、プレイ時間が大幅に短縮できます。



⑤(ダミープレイヤーの行動キューブを設置)


本ゲームはソロプレイ用のサマリー等がないため、特にソロプレイに慣れていないうちは、ダミープレイヤーが行うフェイズを忘れがちです。

そこで、得点ボードの右端にある季節表の以下の項目に、ダミープレイヤー用の行動キューブを設置します。

・繫殖フェイズ
・動物の譲渡フェイズ
・動物の入手フェイズ
・動物飼育フェイズ


これにより、ゲームが季節ごとに進行し、ダミープレイヤー用のキューブが置かれているフェイズになったら「このフェイズは先にダミープレイヤー用の行動だ」とすぐに気付くことができます。



④(総合評価の詳細・追加)

公式設定の総合評価に加え、さらに詳細の評価と45点以上の評価「SS」を追加してみました。

最終得点計算時に、現在の腕前の詳細確認に使用していただけたら幸いです。





ゲームの難易度調整



ソロプレイ時における、ダミープレイヤーの難易度調整表や、練習モードを独自に作成してみました。

こちらはハウスルールになりますが、参考にしていただけたら幸いです。




初めてソロプレイを楽しむ際は、まず練習モードからスタートされることを強くおすすめします。

ルールやゲームの流れも掴めていない状況でダミープレイヤーとの対戦は、説明書の同じ個所を何度も往復することになり、混乱を招く恐れがあります。さらに、説明書に記載されているダミープレイヤーの設定はかなり難しく(上記のハードレベル)、満足できるプレイはまず不可能と考えてよいでしょう。

練習モードはダミープレイヤーがおらず3ラウンドまで。毎Rボーナスも獲得できて、じっくりと腰を据えてプレイできます。まずはゲームの基本的な流れを覚えましょう。

こちらはハード以上の難易度になります。↓



※筆者のアッキーさんの最高記録は、難易度ベリーハードでA-ランクです。


攻略ポイント


ここでは、ソロプレイに役立つ攻略ポイントをいくつか紹介します。


①【人気点を上げて収入を高めよう】



このゲームは、秋シーズンの建設フェイズ時に何かとお金が必要になるため、まずは人気点を上げて手持ちの資金を増やすことが大切です。また、人気点は最終得点計算にも直結しています。

収入を高める要素は、人気点を高めて毎Rの収支ボーナスを出来るだけ獲得すること。特に人気点があと1つか2つでボーナス獲得の場合は、スタッフアクションや教育点、建物「公園」などをうまく利用して獲得することをおすすめします。

②【口コミを毎R発生させよう】



口コミをできるだけ毎R発生させることで、人気点を一時的に伸ばして①に繋げることが可能です。口コミが発生するものは、以下の3つです。

・動物の繁殖時
・動物の導入時
・イベント時


動物の繁殖は、人気点の高い動物ほど口コミが上昇するため、できるだけ幸福度を高めておくと繁殖の確率が高まります。また動物の新規導入時は、人気点の分だけ口コミが発生します。

運要素も絡みますが、うまくいけば動物の繁殖+動物の新規導入で、毎Rかなりの口コミを発生させることができます。(例:チンパンジーの繁殖成功で4点+トラの新規導入で5点=口コミ9点発生)


③【動物入手のタイミングを考えよう】



Rごとに変化する動物の需要数と供給数は、思い通りの動物がなかなか入手できないこともよくあります。

これについては、入手したい動物の候補をいくつか決めておき、供給の高いR時(特に緑枠)にまとめて入手するのがおすすめ。しかしどうしても欲しい動物は、供給が低い少数でもいったん検疫所に獲得した方がよいときもあります。

また、園内にいる一般動物で数が不足しているものを優先して導入すること。これは、以前のRで園内タイル配置などの事前準備をしておく必要もあります。こうすることで、幸福度が上がりやすくなります。

③【商用建物を早めに建設しよう】


毎Rの収入が多くても、経費が大きいと残る資金は少なくなってしまいます。人気点の高い動物は収入も上がりやすくなりますが、経費も高く支出が大きくなります。

経費を抑えるのに欠かせないのが「商用建物」。対応した3つの商業施設を建設できれば、毎Rに-11金もの経費を抑えることができます。このため、商用建物はできるだけ早めに建設することで、後々有利になります。

商用建物は人気点が10以上のほか、対応した最低3つのビオトープが条件となりますが、一般動物だけでなく共生動物も対象になるため、大きさ小(1タイル)の共生動物をうまく導入するのもありです。


④【序盤から動物保護点を高めよう】



動物保護点は秋シーズンの園内タイル追加獲得のほか、ゲーム終了時の最終得点計算になる、このゲームで最も大事な得点になります。しかし動物保護点は序盤から意識して高めていかないと、なかなか上がりません。

動物保護点を高めるものは、以下のものです。

・レベル2以上の動物の保護点
(緑の注目マーカーで獲得)
・動物保護センターを活用
・レベル3の動物の野生復帰
・スタッフアクション


特にレベル3の動物の野生復帰アクションは多くの動物保護点を獲得できるため、できるだけ序盤(最初でも可能)に導入するのがおすすめ。

また、レベル2以上の一般動物は緑の注目マーカーを設置できるため、動物保護点をそれなりに獲得できます。ゲーム終盤辺りは資金もそこそこあるため、注目マーカーをできるだけ設置して動物保護点を稼ぐことが可能です。


⑤【動物保護プロジェクトを狙おう】



交換ボードの下にある動物保護プロジェクトは、各国立公園の提携ほか、世界動物保全計画、動物福祉プロジェクトも合わせると、最終R時にかなりの動物保護点を獲得できます。

国立公園の提携は、該当している一般&共生動物を揃える必要があるため、ゲーム序盤である程度の方向性を決めると獲得しやすくなります。

また、世界動物保全計画は、レベル2の動物が繁殖することで(+2)、ポイントを獲得しやすくなります。レベル2以上の動物を積極的に導入し、幸福度を高めて繁殖率を高めるのがおすすめ。

動物福祉プロジェクトは、各動物の幸福度を毎R積極的に高めることを意識すると、獲得しやすくなります。


⑥【繁殖のバランスを整えよう】



動物の繁殖は、口コミの発生や動物保全計画に繋がる大切な要素ですが、繁殖で発生した子孫ディスクは最終R時に減点(子孫ディスク1につき人気点-1)になります。

動物入手フェイズで、園内にいる子孫ディスクが需要のある動物に対応していたら、早めに引き渡すことが大切です。いざとなればスタッフアクション「予定外の需要」で、一種類の子孫ディスクを全てまとめて引き渡すことも可能です。

また、人気点が低い+繁殖数の高い動物(ダチョウなど)は、最大数に達し一度でも繁殖に成功しているならば、スタッフアクション「産児制限」を早めに行うことをおすすめします。


⑦【幸福度を積極的に高めよう】



園内の全ての動物の幸福度を高めることで、以下の恩恵があります。

・レベル2以上の一般動物を獲得可能
・動物福祉協力者の園内タイルボーナス
・動物福祉プロジェクトボーナス
(最終R時)


園内に導入されている動物の幸福度が低いと、これらの恩恵を得られず、一般動物はレベル1しか入手できないため、動物保護点もなかなか高まりません。

園内にいる動物の幸福度が全体的に低い時は、新規の動物の導入よりも先に園内にいる幸福度を高めることを優先するとよいでしょう。

収入に気を取られすぎて毎Rに新規の一般動物を下手に導入すると、経費の圧迫や幸福度の低い動物が増えることにも繋がります。このゲームは各動物の幸福度を高め、さらに動物保護点を少しずつでも高めていくことが大切なのです。


アドバンスドルール



ここからは、筆者のアッキーさんが独自に作成したルール「アドバンスドルール」を紹介します。

このルールを使用すると、ズータイクーンのゲームバランスがさらに調和され、よりエキサイティングなソロプレイを楽しむことが可能です。

もちろん、アドバンスドルールはあくまでハウスルールであり、ズータイクーンのソロプレイにある程度慣れた人向けの内容となります。追加・変更ルールは以下のものです。

【アドバンスドルール】

①教育表のボーナス追加
②イベントカードの変更
③口コミルールの変更
④野生復帰の補助
⑤再交尾アクションの補助
⑥予定外の供給ルール追加
⑦霊長類の特殊能力追加



①【教育表のボーナス追加】



ゲームの準備時、教育表の11・16の位置(人気点獲得の位置)にそれぞれ園内タイルを1枚設置します。また、21の位置にはワーカー駒(プレイヤーとダミープレイヤー以外の色。手持ちのフィギュア等でも可)を1体設置します。

教育点が11・16の位置に到達して人気点を獲得時、設置してある園内タイルを獲得できます。この園内タイルはR毎の持ち越しが可能です。



また、教育点が21の位置に到達して人気点を獲得したとき、同時に設置してあるワーカー駒を獲得できます。このワーカー駒は追加のワーカー駒として、1体目のワーカー駒と同じく毎Rコスト0で使用することが可能です。(つまり無料のワーカーが2体+経費発生のワーカーが2体になります)


②【イベントカードの変更】



イベントカードの内容を以下のものに変更します。

・「素晴らしく教育的」...教育点+3点
・「平穏な年」…人気点・教育点・保護点それぞれ+1
・「莫大な遺産」…園内タイルを1枚得る


③【口コミルールの変更】



動物が繁殖に成功した時、または新規動物の導入時の口コミは、各生息環境ごとに人気点が最も高い動物が対象となり、口コミが発生します。(例:園内にはキリンのみでアライグマを導入する場合、人気点+1に加えて口コミ+1)これについては、もちろん共生動物も該当します。

ただし1Rに発生する口コミについては、繁殖時・新規動物の導入時共にそれぞれ1回までとなり、同時に口コミが発生した場合は通常ルール通り人気点の高い方が優先されます。(例:1R中にダチョウとレッサーパンダが繁殖に成功しても、口コミ発生は+2)


④【野生復帰の補助】



ゲーム準備時、交換ボードにあるレベル3の動物の以下の復帰ボックスに、プレイヤーとダミープレイヤー以外のカラーキューブを左から詰めて設置します。

ゴールデンライオンタマリン→2つ
ホオアカトキ→2つ
アラビアオリックス→1つ

復帰ボックスがすべて埋まり野生復帰が成功しても、置かれたカラーキューブはゲーム中に残り続けます。(プレイヤーのカラーキューブは回収します)これにより、野生復帰が発生しやすくなります。

ただし、ゴールデンライオンタマリンとアラビアオリックスは、野生復帰で得られる動物保護点が4点ではなく3点に変更してプレイします。



⑤【再交尾アクションの補助】


春のスタッフアクション「再交尾」でダイスを振り直す場合、ダイスの目に+1を加えて判定します。



⑥【予定外の供給ルール追加】


夏のスタッフアクション「予定外の供給」は、ダミープレイヤーが獲得した動物(デッキから公開されプレイヤーが獲得できない動物)で供給のある動物を獲得することができます。

獲得できる動物の数は通常ルールに従い、このアクションはゲーム中に1回のみ可能です。



⑦【霊長類の特殊能力追加】



フサオマキザルを除く全ての霊長類は、国立公園の提携に該当しておらず、共生動物との共存もできないため、扱いが難しくバランスが悪いです。

このため、全ての霊長類に以下の特殊能力を追加します。

・教育点を+2
・4つの幸福度最大で動物保護点を1点獲得
・注目マーカーを園内タイルに2つ設置可能

(1つの園内タイルにつき2つまで。置き方は制限なし)



これにより、霊長類が単独でも扱いやすくなります。


今後の拡張について



今後にもし、ズータイクーンの拡張が発売されるなら、以下の要素があるとさらに楽しめるのではないかと予測しています。

・ルール全体の簡略化
・一般動物&共存動物の追加
(コアラ・シロクマ・アザラシ・カバ・ペンギン・フラミンゴ・カピバラ・カンガルー・その他爬虫類系など)
・水族館コーナーの追加
・教育点のボーナス追加
・建物の追加
・商業建物の追加
・追加園内タイル&特殊効果
・固有能力保有のプレイヤーキャラ
・来場者の追加ルール
・ソロプレイ時のシナリオモード
・オートマとのスコア対戦




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【一般動物や共存動物がかなり増えると、それに比例してリプレイ性も大幅に向上!建物や商業建物などの追加も期待したいところです】


【2024.1追記】

ズータイクーンの製作者であるマークさん&サミュエルさんから、なんと拡張に関する発表がありました!これは非常に嬉しいニュースです!

ズータイクーン拡張「New Shores」詳細についての特設記事はこちら☆↓

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