
アッキーさんは、いつもオートマとのボドゲ対戦を楽しんでいるネ☆
オートマについて、色々と聞かせてほしいな(^^♪
オートマは、わたしのボドゲ時間にとっても大切な存在となっているヨ☆
今回はボドゲのオートマについて、色々とお話するね。

オートマとは?

オートマとは、不足する相手プレイヤーの手番を自動でこなすシステム。イタリア語の「オートマトン(自動人形)」からとったもの。
いわゆるNPC(ノンプレイヤーキャラクター)であり、bot(ボット)と呼ばれることもある。このオートマシステムを用いることにより、ボドゲを規定人数以下でも遊ぶことができるようになる。
ボードゲームは対人戦が基本スタイルですが、最近では1人でも楽しめるソロプレイ用モードがあるボドゲもかなり増えてきました。
ソロプレイの楽しみ方は、スコアアタック(最高得点の更新)のほかに「仮想敵と対戦して勝利できるか」というものがあり、多くのボドゲはここにオートマシステムを取り入れています。
オートマシステムがあれば、2人以上で楽しむボドゲを1人でも楽しむことができるようになります。要は「AI」なのですが、ボドゲはアナログゲームであるため、実際の操作は人間が行う必要があります。

【オートマは仮想敵を作り、自動行動でプレイヤー役を務めてくれるのです。ただし動作そのものはプレイヤーが行います】

オートマシステムがあれば、ボドゲを一緒に遊ぶ相手がいない場合でも、1人でじっくりと楽しむことができます。
オートマの動きはゲームによって様々ですが、多くの場合ランダム性があり、対人戦以上に楽しむこともできます。ボドゲソロプレイを好む人にとっては、まさに最高の相棒となるでしょう☆
オートマの魅力
オートマには様々な魅力があり、オートマとの対戦プレイが盛り上がるのは、いくつかの要素が含まれています。
①【プレイヤー役を受け持つ】

ほとんどの場合、オートマはプレイヤー役を受け持ちます。プレイヤー役は基本的に大きなハンデもなく、同等の立場であるので、プレイヤー側と同じくらいの実力を持った対戦相手となり、ゲームがより白熱しやすくなります。

「敵役」というポジションではなく、「同じ立場での対戦」というところがオートマの魅力ポイントなのです。
②【ランダム性がある】

オートマは基本的に手番ごとに違った行動を仕掛けてきます。同じ行動でも、その後の展開やプレイヤー側の動きを変化させることもあり、プレイヤー側の考えをあれこれと揺さぶってきます。
また、ゲームによっては人間ではできないような行動や、使用キャラ独自の行動を突然しかけてくることも。この辺りもオートマの魅力の1つとなっています。

オートマは専用のカードや専用ボードなどを使用し、予測できないランダムな動きをします。まるで人間と対戦しているかのような楽しさがあります。
状況によっては人間以上の面白い動きをすることもあり、これはオートマならではの魅力です。

【モニュメンタルなど勢力ごとの違いがあるボドゲでは、オートマ独自の行動や攻撃を仕掛けてくることも!】

【こちらはプレヒストリー。オートマ専用のボードでプレイヤーの行動によってリソースが変動して異なる動きをするという、特殊なオートマシステムを採用しています】
オートマは対人戦でも有効

オートマの導入は、ボドゲソロプレイによくあるお話ですが、実はプレイヤー同士が対戦する基本スタイル(主に1対1)においての導入もかなりおすすめなのです。
対人戦にオートマが1つでも加わると、オートマの存在が良い緩衝材となって場の雰囲気が和み、「ボドゲプレイの勝ち負け」よりも「ボドゲを楽しむこと」が強調されやすくなります。同時にゲーム展開の変化も加わり、面白さもよりアップします。

【特に1対1の対人戦は「勝ち」「負け」という所に注目しがち。そんな場面でのオートマ導入は、ゲームプレイの雰囲気を和ませてくれます。オートマ導入でオートマが勝つ場合も!?】

1対1の人間同士のボドゲ対戦は、つい熱くなりガチになるところがあります。オートマ導入は、そんなバチバチの雰囲気を和ませてくれます。
「ボドゲは3人プレイがベスト」という声が最も多く、オートマを導入することで、「人間vs人間vsオートマ」の3人対戦をすることができます。これはボドゲを2人で楽しんでいる人にとって、とても頼もしい存在となるでしょう☆
オートマ対戦をさらに楽しむ方法

ここでは、オートマとの対戦をさらに楽しむための方法を色々と集めてみました。これにより、自分のお気に入りボドゲをさらに楽しむこともできるかも!?
あくまでも筆者のアッキーさん目線になりますが、参考にしていただけたら幸いです。
※ゲームによっては不可能な場合もあります
①【難易度変更】

オートマの難易度を変更することにより、オートマの強さが変わり、現在の自分の実力に見合う白熱した対戦を楽しむことができます。
オートマの難易度変更は、予め標準装備されているものもあれば、難易度設定そのものがないなど、ゲームによって様々。そこで以下のようなハウスルールを用いることにより、新たな難易度を追加したり、細かく調整できます。
・オートマの手数を増やす/減らす
・オートマカードを増やす/減らす
・オートマ特定の行動を追加/省略
・手番を入れ替える
・オートマカードそのものを作成・追加する(※1)
(※1)手番時にプレイヤーがとる様々な行動の一つ一つを具体的に記載したカードをいくつか作成し、シャッフルして使用する

オートマの難易度設定のおすすめは、「接戦で勝利できる」くらいのレベルです。
②【オートマ用駒の追加・変更】

オートマ用の駒を独自の駒や手持ちのフィギュアにすることにより、ゲームがさらに盛り上がります。
特に決まりはなく、お気に入りの駒を使うのもよいのですが、ゲームのジャンルや雰囲気に見合ったものを使用することでより臨場感が高まり、オートマに対する愛着も湧いてきます。
筆者のアッキーさんは、オートマ用の駒を以下のようなもので代用しています。
・他のボドゲの駒
(主にミープル)
・ガチャガチャのフィギュア
・食玩のフィギュア
(チョコエッグなど)
・アップグレード駒
(ゲーム専用のリアル駒)

【アッキーさんのソロボドゲプレイでは、ほとんどの場合プーがオートマ役を務めています】
③【オートマ2体導入】

オートマを2体導入することで、不足する2人のプレイヤーとの疑似対戦を楽しむことができます。
これにより「プレイヤーvsオートマvsオートマ」など、1人でも3人対戦。プレイヤー2人なら、オートマを含めた4人対戦を疑似的に楽しめるようになります。
これはボドゲにより少々異なるところがありますが、基本的には以下のようなもので代用し、オートマをもう1人増やすことで可能になります。
・オートマ駒を増やす
・オートマカードやボードを複製する

オートマを2体導入すると、「そっちがその手で、こっちのオートマはそうきたか!」という展開になり、オートマ1対よりもさらに白熱!
ゲームによっては展開が早くなったり選択肢が広がり、ソロプレイなのに人と3人対戦をやっているかのような時間が楽しめます。

【例えば「アルナックの失われし遺跡」でオートマを2体導入すると、発掘場所が増えて選択肢がさらに広がります。欲しいカードもさらに横取りされやすくなります(笑)】
④【オートマとの協力プレイ】

前述した「オートマ2体導入」をうまく応用できれば、なんと対戦相手のオートマが味方になり、オートマとの協力プレイも楽しめるようになります。
例えば「プレイヤー+オートマvsオートマ+オートマ」のタッグマッチ戦など。この状況でゲームの勝敗については、「チームの最終合計得点で判定」などがあります。
これに前述した難易度をさらに追加することにより、「初心者プレイヤー+オートマ難易度2vs中級プレイヤー+オートマ難易度1」など、2人以上のボドゲプレイにハンデを付けて楽しむことも可能になります。
さらには工夫次第で「プレイヤー+プレイヤーvsオートマ+オートマ」という、気の合う人と協力してオートマとの対戦を楽しむことも!

【オートマとの協力プレイは意外な動きも見られ、ときにはプレイヤーが手助けをする場面も!?そこに難易度を追加すれば、さらに白熱した対戦プレイが楽しめます】

ボドゲプレイに僕が出てくると思ったら、オートマ役にしていたんだ!
なるほど、オートマにはたくさんの魅力があるんだね☆
そうそう、プーのフィギュアをオートマ役にしていたんだ。
一昔前のボドゲはオートマなんてなかったから、一人二役であれこれとやっていた思い出があるなぁ~。
本当にいい時代になったなぁと感じているヨ☆(‘ω’)ノ


ボドゲもデジタルゲームと同じように、CPU戦みたいなことができるようになったんだね。
近い将来、オートマとの協力プレイも標準装備されたボドゲが流行り出すかもネ!


おぉ!そのときには、僕のフィギュアをぜひ使ってね。
はい、もちろん!
てなわけで、本日もオートマ役をよろしくお願いします~☆(^^♪


【ソロプレイでオートマとの対戦も楽しい。気の合う人と一緒にオートマを交えてプレイするともっと楽しい!という形が理想ですネ】
記事を最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました☆