ソロプレイ ボドゲ 1人

モニュメンタル攻略!勝利へのポイントやおすすめの文明カード・オートマの攻略など☆






モニュメンタル、オートマにいつも負けちゃうなぁ~。

このゲームの攻略ポイント、教えてほしいな☆

OK、今回はモニュメンタルの勝利ポイントやおすすめのカード、攻略内容をお伝えするネ☆(‘ω’)ノ



うまく勝利するポイント



モニュメンタルは各カテゴリーの勝利ポイントを合計し、総合得点が最も高い人が勝者になります。

各カテゴリーごとの詳細や、その他の勝利ポイントを色々まとめてみました。

【驚異】


ゲーム終了時、建設した驚異カード1枚ごとに2点。

勝利ポイントに大きく貢献できるうえ、驚異カード自体の能力も非常に強力なものが多いため、モニュメンタルにおいてはまさに勝利への要となるカード。

建築には大量の生産力を必要としますが、驚異の完成時には即時効果も得られるため、序盤から終盤までできるだけ積極的に獲得することをおすすめします。

ただし、驚異の建設には自国の支配地域が必要になるので、領地の支配も同時に進行していく必要があります。(首都には一つだけ建設できます)


【文化政策】



ゲーム終了時、展開した文化政策カード1枚ごとに2点。

驚異に並び勝利ポイントが高く、こちらも勝利への要となるカテゴリー。文化カードは5枚あるため、最大で10ポイント獲得できます。

展開した文化カードは常時効果が毎手番得られるため、非常に強力。さらに文化政策展開時にはカード下の単発効果が発動、これまでに展開した単発効果も再度発動し、状況によってはかなり有利な展開になることもあります。

文化政策はなかなか入手できない文化トークンが必要になりますが、序盤から早めにトークンを獲得して展開させ、常時効果で常に有利な状況を作ることをおすすめします。

文化政策は国ごとにかなり異なり、常時効果は展開のたびに上書きされるため、どの順番やどのタイミングで展開させるかも非常に重要。自分の戦略に沿った文化政策の展開を予め立てておくとよいでしょう。

【知識カード】


ゲーム終了時、獲得した知識カード1枚ごとに1点。

知識カードは建物カードや脅威カードと同時に発動できるため、非常に便利。

ただ、一部の強力な知識カードを除き、知識カード自体は建物カードや脅威カードには劣るものが多いので、あくまでも補助的なものとして考えておくとよいでしょう。


【支配地域】


ゲーム終了時、支配した地域1つごとに1点。

支配地域は勝利ポイント1点ですが、敵国の領地を獲得すると、自国1点に加え、敵国は-1点。この状況は敵国との差をつける、非常に重要なポイントになります。

特に中盤から終盤になると、各国同士の戦闘が始まり、領地を奪い合う状況になります。軍事力をできるだけ多めに獲得し、積極的に支配地域を広げていくことで、勝利ポイントへの大きな貢献に繋がります。

ちなみに、領地の支配は後手番の方が有利になります。


【都市の発動について】



手番の最初に行う都市発動(クロスタップ)。縦と横、どの列のカードを発動させるか、毎手番非常に悩まされます。

発動のコツとしては、「この手番に最優先すべき事項」を考えるとよいでしょう。

都市に並んでいる強力な驚異カードや知識カードは、一見すると発動したくもなりますが、もしかすると現在の発展ディスプレイ上に欲しいカードがあるかもしれませんし、探検家が市場に移動可能な状況にあるときもあります。

現在の状況に応じたカードを発動させることで、展開を有利に進めることができます。

黄金】


黄金は全ての基本資源を代用して使うことができる、とても便利な資源です。

特に「この資源があと一つあれば…」という状況では、非常に役立ちます。

欲しいカードがあれば、黄金を惜しまず積極的に使用するのも◎。毎手番に少なくとも黄金を2枚程度はストックしておくのが理想です。

探検家】


建設トークンや市場にあるトークンを獲得できる、貴重なユニット。

特に市場トークンは文化トークン×2や基本資源×4、黄金×3とどれも非常に美味しいものばかり。特に序盤では資源や貴重な文化トークンも少ないため、積極的に入手することをおすすめします。

まずは自国首都から最も近い市場を目指し、軍事力をうまく割り当てましょう。各領域の建設トークンはストックもでき、こちらも非常に役立ちます。

将軍】


将軍ユニットは領地の征服時、特殊能力を発動させることができます。各国ごとに違いますが、どれも嬉しい恩恵があり、地味に強力。


エジプト… 生産力を2獲得
日本… 科学力を2獲得
デンマーク… 軍事力を2獲得
中国… カードを2枚引き1枚使う
ギリシャ… 黄金を1獲得

特に中国の将軍「花木蘭」は、うまく強力なカードを引くとコンボも発動できます。

ただし、将軍能力は手番に1回しか発動できないため、手番に1領域を征服するのが理想です。また将軍ユニットは防御力が2あるため、こちらも自国領地の防衛時には地味に役立ちます。

【科学の進歩】


科学力が2あれば、デッキからカードを一枚引いて使うことができます。

強力な建物カードや驚異カードを引くと、コンボが発動したり、新たな文明カードを購入することも可能。

科学力は主に知識カードの取得ですが、余った資源は捨てられるため、科学力を2つ使い科学の進歩を発動させるのも一つの手です。




各国の特性について



モニュメンタルは最初に選択した国により、初期カードや文化政策、将軍の特殊能力が異なり、様々な戦略を楽しむことができます。

そのため、各国それぞれの長所を伸ばした戦略を考えて実行することが、勝利への要となります。ここでは各国の特徴やおすすめの固有カードをいくつか紹介します。

【エジプト】



エジプトは生産力+建設能力が非常に高い国です。

このため、生産力を活かして強力な建物カードをどんどん取得し、驚異カードを次々と建設していくことが勝利へのポイントになります。ただし驚異の建設には自国領地も必要になるため、軍事力をある程度確保することも大事になります。

強力な生産力を生み出す建物カードを手に入れ、さらに生産力を伸ばすのもおすすめ。将軍「ラムセス2世」の能力も、領地の征服時に建設に大いに貢献できます。

やや上級者向きの国ではありますが、うまく使いこなすことができれば、勝利ポイントを大きく広げることができるでしょう。


【固有カード】



初期カード「ファラオの将官艇」はアーカイブ時に驚異の1ステップが無料になるため、非常に強力。一度しか使えませんが、序盤から終盤まで使えます。軍事力が1あるのも地味に便利。

知識「石造建築」は基本資源2つを黄金1に変えることができますが、資源の少ない序盤ではやや使いにくいため、中盤辺りから使用することになるでしょう。


【文化政策】



「奴隷の解放」は労働者集落カードをアーカイブ+文化カードを1つ得ることができるため、特に序盤では非常に強力。早めに展開することをおすすめします。

「巨大墳墓」はカードアーカイブ時、黄金を2つも得ることができます。序盤は初期カードをどんどんアーカイブする傾向にあるため、アーカイブできるカードとの相性が非常によく、これも序盤におすすめです。

「建設の促進」はなんと驚異を同時に2つ建設できる、非常に強力なカード。まさにエジプトならではの特殊能力です。中盤から終盤は生産力を多く生み出す状況になるため、重要な驚異を次々と獲得し建設することができます。

【日本】



日本は科学力が非常に高い国ですが、強力な文化政策や固有カードのおかげで、他の分野に特化することもできます。

将軍「宮本武蔵」の能力は、領地の征服時に科学力を2取得できるため、科学力を活かして知識カードを積極的に取得したり、科学の進歩で追加カードを引くのもおすすめ。

また、文化政策カード「文化交流」の単発能力で文化政策を並べなおすことも可能。これが非常に強力で、序盤から終盤までのあらゆる状況に対応しやすいため、初心者でも扱いやすい国でもあります。



【固有カード】



初期カード「侍養成所」は黄金1で軍事力を2得ることができます。使用は未征服の地域のみですが、カードの軍事力も合わせるとこれだけで軍事力3。序盤ではかなり役に立ちます。さらに将軍「宮本武蔵」で地域を征服、科学力を得て知識カードをどんどん取得していくのが理想。

知識「武士道」はカードを1枚補強できます。これも序盤から終盤まで使える強力な知識カード。特に序盤では「侍養成所」をうまく補強できれば、連続で領地を征服したり、探検家を自由に移動させることが可能になります。


【文化政策】


「文化交流」は他のプレイヤーの文化政策単発効果を1枚コピー可能。これはあらゆる状況に対応しやすく、序盤から終盤まで使えます。さらにこのカードは「文化政策を並べ直す」という単発効果で、文化政策カード展開ごとに文化カードを変更でき、非常に強力。まさに日本の強さを強調する文化カードです。

「公開研究」は知識カードを得るたびに効果をすぐに発動可能なため、知識カードを積極的に取得する手番ではかなり役立ちます。単発効果のカードアーカイブも地味に嬉しい。

「壮麗な建築様式」は建物カードを補強できるため、知識カード「武士道」と合わせて使うと、強力なカード2枚を次の手番にも使えるため、非常に強力。

「迅速な拡大」は敵の領地征服時に軍事力が-2になるため、特に終盤においてはこの文化政策が大活躍。能力を活かして領土をガンガン広げることができます。

【デンマーク】



デンマークは軍事力に特化した国です。

文化政策カードの各能力や将軍「ジークフリート」の能力も軍事に関する能力が多く、領土を征服することに非常に長けています。自国領土をどんどん拡大し、蛮族トークンを獲得。同時に探検家も移動させ、市場トークンや建物トークンを積極的に回収することがデンマークの強みでもあり、勝利の要となります。

反面、科学力や生産力は低く、知識カードの取得や驚異の建設はやや苦手。しかしこれらは勝利ポイントに大きく関係してくるため、この辺りのバランスもある程度は整える必要があります。

このため、デンマークは上級者向けの国といえるでしょう。


【固有カード】



「史石墓」は砦か射撃場を1枚アーカイブして文化トークンを1枚得ることができます。しかし序盤では軍事力はやや乏しいため、使うタイミングが難しい。基本建物カードの「射撃場」を早めに取得し、その後に砦をアーカイブするとよいでしょう。

「斥候」は1体の探検隊を1枚移動させることができます。これと軍事力をうまく利用して、市場トークンを早めに獲得するのがおすすめ。


【文化政策】



「奇襲部隊」は沿岸地域を1つ征服するたびに黄金を1得ることができます。対戦マップによっては非常に強力な能力となるでしょう。

「移動住居」は黄金1を支払い、自国都市にあるカードを追加で1枚発動できる強力な文化政策カード。特に強力なカードを取得している中盤以降は、かなり強力になります。

「航海術」はタイル2枚分離れた場所を征服することができ、これにより軍事ユニットを動かす状況が少なくなり、少ない軍事力で支配することができます。デンマークの強さを象徴する能力でもあり、特に中盤から終盤にかけてはかなり強力なカードになります。

「略奪」は地域を1つ征服するたびに生産力を1得ることができます。生産力の低いデンマークにとっては、これも地味に嬉しい能力です。


【中国】



中国は基本資源や黄金の獲得、追加カード取得など、自国都市を繁栄させやすい国です。

独自の文化政策には資源や黄金を獲得できるものが多くあり、文化政策を展開すると毎手番にその恩恵を受けることができます。また、将軍「花木蘭」の能力が非常に強力で、追加カード2枚のうちどちらかを使えるため、強力なカードコンボを狙うことができます。この能力に合わせ、さらに追加カードを引ける文明カードをデッキに加えるのもおすすめ。

資源の獲得+カード取得が他の国よりも優れていることから、初心者にも扱いやすい国です。


【固有カード】


固有カード「製紙業」は黄金-1で異なる基本資源を2つ得ることができます。やや使いにくくもありますが、このカードは鉱山との相性が良く、生産力が2以上あれば黄金1を獲得でき、結果的に黄金1+異なる基本資源2つを生み出すことができ、特に序盤では役立ちます。

初期の知識カード「花火」はカードを1枚アーカイブできます。弱い初期カードは序盤にどんどんアーカイブしたいため、この知識カードは非常に頼もしく、さらに会議場や他のアーカイブカードと組み合わせると、強力なカードの回転率がより一層早くなることでしょう。


【文化政策】



「徴税」は3つの異なる基本資源を1つ以上得た場合、黄金を1得ることができます。序盤でも発動しやすく、単発効果もカードを1枚アーカイブできるため、早めのカード展開をおすすめします。

「国内貿易」は基本資源を1つトレードでき、手番の最優先事項に合わせた資源の獲得や、新たなカードを得るのに役立ちます。こちらも序盤におすすめ。

「研究開発」は特に強力な文化政策カードで、知識カード1枚+驚異カード1枚発動で黄金を2も得ることができます。資源を多く獲得しやすい中盤辺りから知識カードや驚異カードを積極的に取得することで、かなり発動しやすくなり、毎手番に黄金を2獲得できます。


【ギリシャ】



ギリシャは日本と並び、様々な状況に対応しやすい国です。

文化政策は自国の都市にあるカードを入れ替えたり、好きな文化政策の単発効果を使用できるため、手番の状況に合わせた行動がとりやすく、万能に対応できます。将軍「ヘラクレス」の能力は領地の征服時に黄金1を取得できるため、こちらもあらゆる場面で使いやすい能力です。

ギリシャは驚異カードの建設や領地征服に特化することもでき、初心者から上級者まで幅広く使いやすい国です。


【固有カード】



「攻囲戦」は科学1を軍事力2に変えることができ、あまった科学力1を軍事ユニットや探検隊の移動に割り当てることができる便利な能力です。

「盟約」は文化政策の単発効果を1枚コピーできるため、毎手番様々な状況に対応できます。特に序盤ではかなり強力で、おすすめは基本建物カード「工房」の獲得か、カード1枚をアーカイブです。

「民主主義」は黄金1を支払うことで、なんと都市にあるカードを入れ替えることが可能。これを中盤から終盤かけて展開しておくことで、弱いカードと強いカードを入れ替え、毎手番に強力なカードを発動することができるでしょう。


おすすめの文明カード



自国都市を発展させるにためにも、発展ディスプレイにある新たな文明カードを取得することは必須となります。

発展ディスプレイにある文明カードは高価なものが多いですが、効果はどれも強力。その中でも特におすすめのカードをいくつか紹介します。

建物カード】



神殿…貴重な文化トークンを1つ得ることができます。文化政策を早めに展開したい序盤においては、非常にありがたいカードになります。

薬屋…カード1枚アーカイブ&基本資源+2。序盤においてどちらもかなり嬉しいお話であり、強引にでも取得することをおすすめします。

写字生会館…カード1枚アーカイブ&科学力+2。薬屋よりもやや劣りますが、カード取得条件が少し緩いのは◎。

工場・大学・トレビュシェット…それぞれカード1枚で基本資源を3つも生み出す、非常に強力なカード。自国のスタイルに合わせたものを取得し、長所をさらに伸ばすのがおすすめ。

宮殿徴兵所…黄金2を獲得。シンプルに強い!

【知識カード】


車輪…重ねたカードをコピー。運にも左右されますが、強力なカードと重なると2倍に!中盤以降ではかなり嬉しい状況になることも。最初のカード取得時には、工夫することでうまく重ねることができます。

印刷機…カードを2枚引いてどちらかを使用可能。初期カードをうまくアーカイブしたデッキだと、強力なカードを引く確率も上がります。うまくすれば、今手番に獲得したカードをすぐに使用することも可能。

人類学…文化政策の単発効果をコピー。様々な状況に対応でき、非常に使いやすいです。

議員内閣制…自国+敵国の将軍能力を同時にコピー。基本資源を合計4つ獲得できます。

周航…水域タイルを飛び越えて領地を征服可能。マップによってはかなり征服しやすくなることも。

燃焼機関…黄金3&カードを2枚ひいてどちらも使う。取得条件がややきついですが、特に接戦となる終盤には非常に強力!

【驚異カード】


ストーンヘンジ…驚異の建設-2&文化トークンを1得る。終盤まで非常に使える能力であり、是非とも取得しておきたい驚異です。取得時の生産力+3も◎。

ピラミッド…獲得した蛮族&自由都市トークンをもう一度獲得可能。特に領地を積極的に征服する国との相性◎。

ハギアソフィア大聖堂…文化政策の単発効果コピー。さらに文化政策を並び替えることができる、非常に貴重な能力のカード。取得時の文化トークン+2も◎。

ノートルダム大聖堂…手持ちの黄金が2倍。うまく発動できれば、黄金がウハウハ状態になります。

シャンボール城…カードを2枚引いて2つとも使えるのは強い!

システィーナ礼拝堂…展開した文化政策カードと同じ数の黄金を取得。文化政策を多く展開できるほど強力になります。ノートルダム大聖堂との相性も◎。

大型ハドロン衝突型加速器…自国都市カードの全てを発動。デッキが整っていれば超強力!

クレムリン宮殿…手番に得た軍事力が2倍になるため、最終手番の領地を征服する際に最強のカードとなります。

基本建物カード】



初期カードの2倍の資源を生み出すため、下手な文明カードよりも地味に強力。ストックもそれぞれ10枚ずつあります。

理想としては、初期の建物カードをできるだけアーカイブし、早めに基本建物カードに入れ替えることをおすすめします。

※工房だけは取得に生産力3必要。間違えやすいです


英雄・モンスター



モニュメンタルには、拡張として英雄カードとモンスターカードをデッキに組み込み、ゲームに登場させて遊ぶことができます。

【英雄カード】


英雄は各時代のデッキごとに1枚(4人プレイ時は最大2枚)を組み込ませ、英雄が登場したら黄金を支払うことでいつでも雇うことが可能。条件を満たすと解雇されます。一度に1人しか雇えませんが、強力な能力を秘めています。

ここでは特におすすめの英雄カードを紹介します。



アーサー王…カードをアーカイブ&基本建物に置き換え可能。特に序盤では大活躍!

イムホテップ…驚異完成時のボーナス×2。驚異の完成前に取得できれば、資源を大量に獲得可能!

レオナルドダヴィンチ…都市にある知識カードを毎手番発動可能!印刷機や人類学が特におすすめ。

チンギスカン…周囲の軍事ユニットを1枚づつ破壊可能。特に終盤では大きな形勢逆転となることも!

二コラテスラ…カードを5枚ひいて異なる種類を3枚まで使用可能。デッキ次第でかなりの効果!



【モンスターカード】



モンスターはマップ上の蛮族(強さ2)とシャッフルして組み込ませ、蛮族に紛れて出現します。同時に発展ディスプレイ上にもモンスタートークンが置かれ、常時能力のほか、一定のターンごとに強力な攻撃を仕掛けてきます。

モンスターは無差別に国を襲うため、特に高難易度では面白い展開になることもあります。ただしゲームバランスも大きく変わるため、公式ルールでは最大でも3体までのモンスターを推奨しています。

なお、モンスターを撃退するには探検隊を同じマスに移動させ、モンスターごとに特殊な条件を満たす必要があります。撃退すると特別報酬を受け取ることができ、さらに勝利ポイントに1点が加わります。

ここでは強力なモンスターの一部を紹介します。




ツーヘッドサーペント…マップの端まで一直線上に移動。通過した地域1ごとに黄金ー1を支払うため、各国の経済が削がれます。

御霊…攻撃時に同じ領地の兵士&将軍をすべて破壊。御霊は地域を征服するたびにその場所へワープするため、特にゲーム終盤はかなりのプレッシャーとなる。

ゴルゴーン…常に同じ領地&隣接地域の全兵士を不動。さらに攻撃時には兵士を1体破壊するため、出現場所によっては非常に厄介な状況に。

ケルベロス…同じ領地の兵士半分をカード上に移動。さらに最も多くの兵士がある場所に移動するため、領地征服のための兵士が使えなくなる。

モグワイ…兵士が1体しかいない領地は全て破壊される。マップによってはトッププレイヤーが一気に劣勢状態となることもある、凶悪モンスター。


補足



モニュメンタルは各カテゴリーごとの勝利ポイントを増やすに様々なやり方があります。

前述したうまく勝利するポイントの他、おすすめの基本行動や、対オートマ戦の詳細について、アッキーさんなりに気付いたことを述べます。

序盤から終盤までの流れ(一例)】



序盤…文化政策の展開を最優先に。弱い初期カードをできるだけアーカイブし、代わりに基本建物カードを少しづつ購入していく。領地の拡大も並行的に行い、驚異を建設する。探検隊は早めに市場へ向かわせる。

中盤…発展ディスプレイ上にある欲しい文明カードは少々強引にでも獲得し、自国都市をさらに強化。領地の征服+驚異建設もさらに拡大。いざというときの黄金のストックも確保しておくと◎。

終盤…敵国との領地の奪い合いになるため、軍事力を集めて一気に攻め込む。特に最後の手番時は重要。

黄金を惜しまず使う】


黄金は基本資源の代用ができ、ストックもできて非常に便利です。しかし出し惜しみしてしまうのも考え物。

最も残念なケースになるのは、発展ディスプレイ上にある欲しいカードを見逃してしまい、次の手番時に微妙なカードが発展ディスプレイ上に並んだときです。

どうしても欲しいカードがあるときや、あと一歩で市場に辿り着ける探検家がいる状況などでは、自手番時に黄金を惜しまず使うことで、後々に大きな利益を発生させることができます。

【基本資源はできるだけ使う】



基本資源は次の手番に持ち越すことができず、捨てられます。たった1つの基本資源でも、黄金とうまく組み合わせたり、倒した蛮族トークンや探検隊による生産トークン回収などを合わせ、工夫次第で色々とできます。

生産力…2つで基本建物カードを購入可能
科学力…2つで科学の進歩
軍事力…1つ以上で探検隊を移動可能

もちろん無理に行う必要はありませんが、使用できる場面ではできるだけ余らさせず使用することをおすすめします。

対オートマ戦】



オートマは、プレイヤーに劣らない強力な動きをしてきます。

その特徴として、まず「探検隊の行動力の高さ」にあります。2体の探検隊がそれぞれ生産トークンを獲得しながら市場に向かうのは、人間の手番よりも遥かに早く、全ての市場トークンを獲得したら、再び市場トークンを獲得に向かいます。これにより、マップ上の市場トークン&生産トークンがどんどん無くなっていきます。(ズルい!)

「驚異の完成」は、オートマは自国の領地がなくとも首都に何個でも建設可能。

知識カードや建物カードは連続で取得することがあるため、状況によっては発展ディスプレイ上にある文明カードが空になることもあります。

オートマが領地を征服する時は「防御地が最も低い・高い」で決定して強引に攻めてきます。このため、防御地に関係なく領土を奪われることもあります。

オートマはカードにある行動を実行できないとき、自動的に黄金を2獲得。獲得した黄金は、2つで追加行動の他、最終合計得点(3つで1点)にもなります。


【オートマ各国の特徴】


エジプト(建築的)…間違いなくオートマの中でトップレベルの強さ。序盤から終盤まで驚異をガンガン建設し、領地も積極的に征服してきます。最終合計得点が非常に高くなるケースが多く、慣れないうちは敵国にしないことをおすすめします。



デンマーク(攻撃的)…領地を次々に征服してきます。特に「最も防御力の高い領域3つを征服」は凶悪な行動。さらに支配している沿岸地域ごとに黄金を得るため、こちらも上級者向けの敵国です。ただしマップによっては弱くなる場合も。


日本(文化的)…文化政策の展開が早く、黄金をどんどん獲得します。その他の能力も平均以上、非常にバランスの取れた敵国です。



中国(技術的)…発展ディスプレイ上にある知識カードを全て獲得してきます。しかし全体的な能力は平均以下のため、初心者向けの敵国です。



ギリシャ(経済的)…探検隊の移動が激しく、早い段階で市場トークンや建設トークンを次々と食い荒らされます。しかしこちらも全体的な能力は平均以下のため、初心者向けの敵国です。市場トークンを早めに獲得しましょう。




【オートマに勝利するには?】



手強いオートマに勝つポイントとしては、以下のものがあげられます。


①市場トークン獲得を最優先

オートマは非常に素早い速度で市場に向かいます。そのため、もたもたしていると貴重な市場トークンを奪われてしまいます。

序盤はできるだけ探検家を移動させ、市場トークンを早めに取得しましょう。



②驚異の建設+文化政策展開

驚異と文化政策はそれぞれ勝利ポイント2点。できるだけ建築&展開するほど、高得点を得ることができます。

③終盤で一気に攻め込む

終盤で軍事力を大量に獲得し、自国の最終手番時に敵国の領地を多く征服できれば、10ポイント以上の差をつけることも可能になります。

④英雄&モンスターを導入する

どうしてもオートマに勝てない場合は、英雄カードやモンスターカードを導入するのも一つの手です。

特にモンスターカードは強力な能力を秘めた怪物もいるため、うまく利用できれば状況を一変させることもあります。しかしこの辺りは運要素も絡んでいるので、あまり過信しすぎないようにしましょう。

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